最近知った言葉。「架空ブログ」
その名の通り、現実とは全く違うことをさも日常のように日記風に書いてるブログらしい。

というと、現実は全く冴えない人生の人が、脳内にある理想の架空の人生を書いたりしてるのかな?(風俗を利用するおっさんにこういう奴がとても多い)と思いがちだが、架空ブログは正反対らしい。

現実生活はそこそこ満ち足りてる人が、不幸のどん底人生にもがいてるかのように書いてるのが架空ブログである。
例えば借金苦をFXで取り返そうとして、さらに泥沼にはまる日々とか、アラフォーアラフィフの独身女性が婚活を失敗し続ける日々とか。

理由はちょっと考えたらすぐわかる。
読者が多いブログは広告収入が入るから。
日本人は他人の不幸な話が大好きだから、こういう部類のブログは人気になる。

確かに借金苦の奴がブログなんか書く余裕があるはずもないのに、ワードプレスでおしゃれなレイアウトのブログ書いてるんだから嘘に決まってる。

実は僕も騙されていて、婚活失敗関係の時々読んでた2つのブログが最近同時に消えた。
プロが調べればすぐにわかるらしい。
同じ人が、老若男女いろんな立場の架空ブログを何本も書いてるんだとか。

まぁ、嘘でも文章が興味深かったら、読み物として価値はあるんだろうけど。
読む側は別に嘘でも何も失わないし、腹も立たないが、やっぱりバレると削除になるらしい。

と言うことは無職、ニート、リストラ、中年お一人様女性、鬱病等々のブログで文章が上手いのはほとんどが架空ブログなんだろうなと思う。
まぁどうでもいいや。。

ネットは匿名だから好き放題嘘が書ける。
逆に、匿名だからリアルな世界では決して言えない本当のことが書けるとも言える。
私の場合はどちらかと言うと後者。
匿名でも書けない本当にヤバい事実もたまにあるが、、

仕事出来ない奴にはほとほと困っています、という主旨の自称仕事出来る人からの上から目線の記事は星の数ほど見るが、仕事が出来ない無能な人からの発信は未だかつて見たことがない。
強いて言えば私のブログはそれにあたるかも。

っと書いてて、ふと気付いた。
仕事出来ない無能な奴の事情など誰も読みたくないであろうことを。

食べた物を毎日律儀に載せてる記事も天文学的な数あるが、
例えば若ハゲに悩む人が、ミノキシジルやフィナステリドを摂取しながら毎日自分の頭頂部写真を載せたら、同じ悩みを持つ人に読まれるかも。
私にそこまでする元気は無いけども。。