またまた古いニュースになるが、はやぶさ2が惑星に着陸成功してちょっとしたニュースになった。

宇宙開発といえば世界ではNASA、日本ではJAXAだっけ、選りすぐりのエリート集団だろう。
大学の工学部でも、宇宙工学は航空、建築と並んでどの大学でも偏差値が1番高い。
私なんか1億年勉強したって入れない。

宇宙開発は確かに世の中の役に立ってることも多い。
気象衛星やらGPSやら、小型軽量化の為のいろんな素材やら部品やらが日常生活でも応用されたりしている。

でも、言っちゃ何だが、惑星探査だけは今まで何十年もかけて1ミリもクソの役にも立ってない。
強いて言えば、ハリウッド映画の題材としては大いに貢献してるが。。

惑星探査なんて、いい加減辞めれば良いのにと思う。
無駄遣いにも程がある。
ものすごく長い目で見て、惑星に貴重な資源が眠ってるかもとか、
人間が移住できるかもとか壮大な目的があるのだろうけど、もう50年以上何の成果も無いんだから、そういう夢は映画の世界だけに任せれば良いのである。

人間は本当は気づいてるはずである。
人類が他の惑星の恩恵にあずかれる前に絶滅するであろうことを。。

AIやらITやら医学の発達で、今後人間の寿命はさらに延びるかも知れない。
遺伝子操作とかして半分サイボーグのような体になって、今では考えられない位長生きするかも知れない。
でも、極限まで発達して行き着く先は「人生は虚しい」という絶望的な事実だと思う。
そういう結論に至った時から、人類は自ら絶滅する方向に動くと私は思う。
来世紀位にそうなるんじゃないかな。
少なくとも惑星に住めるようになるよりは前だと思う。

人生なんてそんなものだ。
50年も生きてると薄々わかって来る。
全く根拠は無いけど、どんな人生でも死ぬ直前には同じように
「つまらん人生だった。生まれて来なければ良かった」
と思いながら人は死んで行くんじゃないかと思う。
死んだこと無いからわからんけど。

それとも世界で私だけがつまらない人生を送ってるのかな。
そう言われても否定できるものは何にも無いですが、、

先週末は「ファーストマン」というアームストロング船長の映画を見に行きたかったんだけど、上映時間の都合が悪くて行けなかった。
仕方なく自宅で「オデッセイ」という、マット・デイモンが火星に取り残される映画をビデオで見た。
BGMでDAVID BOWIEのスターマンが流れていた。

現実の世界では人間が惑星に行ったところで金と時間の無駄である。