人生谷あり底あり

うつ病休職歴あり、自殺未遂歴あり。 2020年6月に早期退職しました。ニート生活を経て2021年4月より底辺職をしながら細々と生きる初老クソ親父の無駄口です...

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娘と一緒にこの映画を3Dで見てきました。
ネットではボロクソに酷評されてたけど、
アカデミー作品監督賞にノミネートされてたので(当然受賞はしなかったが)
どこかいいところがあるのではと淡い期待をして見ました。

見た感想、
これが無名監督による低予算の映画だったら、きっと高い評価を受けただろう
と思える程度にまぁまぁのものでした。
ただ娘にとっては「話がよくわからんかった」とのこと。

たしかにこれは大人向けの映画で子供にはきっと面白くない。
映画創世記に監督として活躍した実在の人物を題材に、
挫折と再生を描いたような話です。
戦前のサイレント映画なんて、子供には何の思い入れもないですから。

宣伝の仕方がいかにも子供向けファンタジーっぽくて、
明らかに戦略ミスと思われます。

雰囲気的には「ニューシネマパラダイス」や「Dr.パルナサスの鏡」のような感じ。

監督のスコセッシは今までバイオレンス満載の映画を撮ってきた人。
今回、全く趣向の違う内容をそれも3Dで作ったのは、賞獲りが目的だったのかと思ったりする。

それが見透かされて賞も獲れず酷評の嵐になってるのかな。

3Dの映像はパリの景色など、なかなか綺麗でした。
戦前の映画部分も3D化してたところはサービスか。

プラス400円は高いけど。

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立川にある映画館でこの映画を見ました。
洋画でも公開一週目はたいてい入場者数1位か2位になるのに、
この映画は5位。
日本ではかなり人気の無い作品です。

話の設定がちょっと面白そうということと、
監督がデヴィット・ボウイの息子ということで
興味を惹かれて見に行きました。

つまらなくはないものの全体的に地味な内容で、
見に行かなくてもよかったかな。。。という感じでした。
ラストの無理矢理ハッピーエンド感が不満です。

明るいものを見ると残像が残るように、
死者の脳には死ぬ直前8分間の映像が残る。
という設定で
列車爆破事故で死んだ乗客の脳のその8分間を兵隊の脳に転送して、爆破犯を見つけ出す。
という話でした。なかなか斬新です。

その任務についた兵隊は、実はアフガンで負傷(手足吹き飛ばされ)して瀕死状態。
この任務のために無理矢理生かされているということが中盤でわかります。
それも悲しみを誘っていいです。

この設定の根本は犯人を見つけて将来起こるテロを防ぐことであり、
過去に起こった爆発事故は防げない。。はずでした。

にもかかわらず
最後で任務完了した兵隊は、もう一度8分間の世界に行くことを望み
8分後に生命維持装置を切るように頼みました。
そこで犯人の犯行を止め、8分が経ち死ぬはずがそれ以降もその世界で
別人として生き続けるという無茶なエンディングでした。
要は変えられないはずの過去が書き換えられたということに。

なんか、なんでもありで途中までの感動話が台無しっていう感じでした。
映画館も座席の傾斜がイマイチ足らないし、煮え切らない映画鑑賞でした。

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