毎度のことですが、話題が下火になった頃に書いてます。。
金融庁が老後2千万円は必要と報告して炎上した件。

金融庁にしてみれば、客観的事実を元に試算しただけなのにこんなに怒るなんて、
日本人ってそんなに馬鹿なのか?と、唖然としているのだろう。
確かに客観的事実だけど、それには以下の前提条件がある。

年金を40年きっちり納めていること。
夫婦の支出は全部込みで月26万円(不慮の事故や病気も含め)。
95歳まで生きる。
社会保険制度が現行のままずっと続く。

一番目はともかく、二番目は結構苦しい。
三番目はそんな長生き冗談じゃない。四番目は絶対有り得ない。
年金なんか絶対破綻するし、たぶん廃止になる年も決まっている。

最近は「万引き家族」ならぬ「年金たかり家族」というのが流行ってるらしい。
老いた親が意識も無くなり脳死状態になっても、子供は頑なに延命を医師に頼むのだそう。
胃瘻をしてでも。
理由は親の年金を当てにしてるから。
病院代もかかるが、高額医療制度だかで支払い上限があるおかげで黒字になるらしい。。
そうやって親の心臓が止まるまで年金と税金を垂れ流させて生きる奴ら。
これも生活の知恵である。
医者も楽して儲かり続けるし、WINWIN。

こんなことしてるから年金も健康保険もそのうち廃止されるだろう。
そうなるとアメリカみたいに完全な弱肉強食社会になり、アメリカ並の犯罪大国になり、平均寿命は下がっていくだろう。

というわけで金融庁の報告をより現実的に変えると、
65歳夫婦が老後必要な金は約4000万円だと私は思う。
内訳は月25万×12ヶ月+100万(医療費)=400万円が1年分で75歳まで生きる。
という計算。
もし自分が65歳になった時に年金、健康保険が運良く存続してたら必要金額は減る。あるいは寿命が延びる。
でも、75歳位で死ぬのがサピエンスとして妥当じゃないかと思う。
こんな報告だったら麻生も受け取るんじゃないか?

ちなみに現在の60歳は平均2900万円の貯金があるそうだ。
余裕じゃないか。。
また、25%は貯金100万円未満だとか。。
ほんまかいな。。大金持ちが平均を引き上げてるのか?

まぁいいや。私が60歳になった時、日本は存在してるのだろうか。
再来年から日本は崩壊に向かうことは誰もが言っているが、娘の世代は生きて行けるのかな。。
自分はそれを見届けられない。
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