人生谷あり底あり

うつ病休職歴あり、自殺未遂歴あり。 2020年6月に早期退職しました。ニート生活を経て2021年4月より底辺職をしながら細々と生きる初老クソ親父の無駄口です...

タグ:環境不適応

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私は会社で未だに定期的に産業医の面談を受けている。
鬱病休職歴のある奴はたぶん会社辞めるまでずっと面談が義務になる。

自殺未遂した時は今とは違う産業医だった。
私が広島に転籍になる直前あたりに高齢の産業医が病死したらしく、入社時は東京本社の産業医(これも高齢のジジイ)が週1で掛け持ちで産業医をやってた。

仕事から逃げたくて、とにかく休職したくて当時その掛け持ち産業医の面談を受けた。
「君は病気になって休職したいんだろうけど、これは環境不適応だ。今の仕事を変わらない限り状況は改善されない。病気ではない。」
と、本当のことをピタリと言い当てられた。
演技もばれていた。
私は「わかりました。退職します。」
と答えたと思う。

その後、自殺未遂したのは自分の意思か、錯乱状態がそうさせたかは定かじゃないが、この産業医への当て付けも無意識にあったのかも知れない。

休職後、復職面談を受けに行った時、この産業医は烈火のごとく怒っていた。
自分の診断を反故にして力ずくで休職したと思われたのだろう。実際それに近いし。
なかなか復職を許可しなかった。きっと永久に許可したくなかっただろうが、主治医の許可に値する診断書もあったので、最後は渋々許可した。
「2度とあんなことはしないとここで約束しなさい」
と言われた。しねーよ!と思いながら従った。
付き添いのような形で同席してた総務の若い女子社員は私をゴミを見るような目付きで見ていた。

復職して間もなく産業医が変わった。
募集して採用されたらしい。30代と思われる若い女医だった。

この女医との面談は、私が何を言ってもうんうんと肯定して同調するような感じで、いつも短時間で終わった。こんな面談だったら俺でも出来るわ、と内心思った。

先日、来年度中に辞めるつもりであることを話した時も、驚くこともなく、そうですか、で終わった。
「上司から引き留められても、毅然とするように」と逆に辞めることを応援された。
きっと、面談する相手が1人でも減ることが大歓迎なのだろう。

「辞めて東京で何をするのですか?」
と聞かれたが、
「大きなお世話です。」
と答えた。
また3カ月後ぐらいに面談があるらしい。もう辞めるのに。
 

2
物事には向き不向きがある。
働くことにも向いてる人もいれば、全く向いてない人もいる。
日本では、働くことに向いてない男は生きていけない。
それは生きることに向いてないとも言う。。
それが私。

向いてない仕事をもう26年やってる。
そろそろ解放して欲しい。

仕事を辞める絶好のタイミングは娘が就職先が決まって自立の目処が立った時である。
子供を養うのは親の義務だが、自立したらもう養わなくていい。
ましてや嫁を養う筋合いは無い。
贅沢したかったら自分が働けば良いだけである。

というわけで、娘の就職が決まるのは順調に行ってあと3年弱。

最近気づいたこと。
会社のあらゆる休暇。
有給休暇、ヘルスケア休暇、傷病欠勤、傷病休職。
全部目一杯使ったら約3年休める。
それでそのまま退職したら1番効率が良い。

もちろん有給休暇以外は医者の診断書がいるが、鬱病になりすまして診断書もらうのはわりと簡単だと思う。
なんせ、こっちは自殺未遂歴があるし(笑)、奴等も金が欲しいだけだから、仮病とわかってても診断書ぐらい書くだろう。
数分文章を書いて何千円も稼げるんだから楽な商売だ。
実際鬱病休職してる人のほとんどはこうしてると思う。

というわけで、悪魔に魂を売って会社に行くの辞めてしまいたい衝動に駆られている今日この頃です。
実際行動に移す度胸があるかどうかは別問題ですが、、(笑)

こういう奥の手もあると思いながら、会社ではますます投げ槍に過ごすことにする。
 

3
ここ数年は毎年夏が暑いが、今年はさらに暑い。
先日の食中毒で苦しんで以来、不眠になるのが怖くて、
寝ている時もエアコンを入れるようになった。
おかげで今年は電気代が恐ろしい。

首都圏では水不足が深刻だが、広島は雨が多かった。
自転車通勤で何度ずぶ濡れになったことか。。

さてそんな中先日、鬱病休職から職場復帰した日から数えて
1000日が経過した。これも一つの区切りか。
1000日も経つと、あの苦しみはもう過去のことかと思いたく
なるが、決してそんなことはない。
まだ鮮明に記憶しているつい最近の地獄体験である。
仕事を辞める日まで、それは続く。

会社にいると早く時間が経って退社時間になってくれと、
毎日祈るような気持ちである。
また、早く日数が経って退職の日が近づくことを切望する。

しかしそれは、老化し死ぬ時が刻々と近づくことを意味する。
結局早く死にたがってるのと同じ。

馬鹿馬鹿しい人生だと思う。。
 
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