人生谷あり底あり

うつ病休職歴あり、自殺未遂歴あり。 2020年6月に早期退職しました。ニート生活を経て2021年4月より底辺職をしながら細々と生きる初老クソ親父の無駄口です...

タグ:清原

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もうすっかり夏である。
先週末2,3日はとても涼しかったが、すぐに暑さが戻ってきた。
エアコンが全開の日々です。

また高校野球の予選も真っ盛りである。
先日スポーツ新聞の一面見出しは表題の文でした。

高校野球の一時代を築いたPL学園の野球部が予選の初戦で敗退。
これを以って野球部の歴史に幕を閉じたということである。

昔はあまりにも強かったので、まるで平家の没落のような感慨があります。

特に私のような、高校野球を一番見てた時代に初優勝から全盛期だったので、
私世代の高校野球好きは、皆PLの校歌を覚えている。

生まれてはじめて野球を生観戦したのは大阪予選の準決勝で
PL対北陽だった。小3ぐらいの頃。
この試合でPLは負けたのだが、この頃からオーラはあったように思う。

その翌年に西田ー木戸のバッテリーで甲子園初優勝したのは、克明に覚えている。
ほぼ全試合をテレビで見ていた。
準決勝決勝は連続して神懸かった逆転だった。

その後、小早川を擁してベスト4、吉村、西川を擁して優勝など。
出場すれば基本的に優勝候補だった。
今だと大阪桐蔭がこれに若干近いか。

その後、池田の黄金時代を終わらせた桑田清原が1年の時から、
強さが完全に定着したと思う。

最近の高校野球はあまり見れてないが、歴代甲子園出場チームで最強は
恐らく松坂のいた横浜。その次は79年頃の箕島。
これに続くのは桑田清原1年時のPL、立浪のいたPL、桑田清原3年時のPL。
そんな感じかなぁと思う。

不況でPL教団はもう虫の息らしいので、そのうち学校は閉鎖されるだろう。
もうあのユニフォームも応援団も見ることは無い。

宗教系の学校は特待生をスカウトしたりするから基本的に野球は強い。
今春を制した智弁学園もそうだし、天理や智弁和歌山、創価、
仏教系では上宮、東山とか、平安もそうだろうか。
創価以外は関西しか知らんけど。

信者数から見ると、創価なんかやりようによっては
PL並の一時代を築けるかも。公明党大嫌いだからしてほしく無いけど。

というわけで、また一つ若い頃からの思い出が消えて行き、
こうして老化、人生のフェイドアウトが進んで行くのだろう。
 
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先日、メジャーのフロリダマーリンズのイチローが
日米通算安打記録で、ピート・ローズを抜き世界一になりました。

世界中の誰もが称賛に価する偉業であることは間違いないですが、
自分は彼にあまりいい感情がないようである。
自分の昔書いた記事にこんなのがあった。7年も前のものです。

イチローを見てると...

どうも私は昔から劣等感が強いクソ野郎だったようだ(笑)

彼に対する黒い感情の第一はこの劣等感であることは間違いないが、
それ以外にも二つ程あります。

一つはイチローは優勝経験がほぼない(それどころか優勝争いの経験も)こと。
メジャー移籍一年目に、ヤンキースに勝てば優勝というところまで行ったが、
そこで大敗し、その後今に至るまで全く優勝争いに関わってないと思います。
(私の認識が確かならば。)

強いて言えばオリックス時代に2回優勝しているけど、日本で優勝してもなぁ。。
いくら偉大な大打者でも、優勝に全く関わっていないのは、チームの成績向上にも
ほとんど役に立って無いわけで、なんだかなぁという気がします。

もう一つは、イチロー自身はあんまり幸せそうに見えないところです。
いつも険しい表情でニコリともしないのは、彼のファッションだと思うけど、
インタビューを聞く限り、ストイックにものすごい練習を自らに課し、
常に苦しんだり悔しい思いをしたりしながらのこの成績という印象。

巨万の富を得ているが、彼に娯楽を楽しむ時間はあるのだろうか?
選手仲間とスペイン語で下品な会話を楽しんでるとは言っていたが、
もし、「現役の間は苦しみ続ける。楽しみは引退してから。」
という考えだったら、私とは全く相容れない生き方である。

そういう意味では、今は最悪の状態になってはいるものの、清原の方が
人間らしい幸せな人生のように私には思える。

努力と才能によって、成功を確信したら、その巨額な報酬を使って快楽に
興じるのが人間本来の姿である。
清原はそれが過ぎて暗黒面に落ちてしまった気もするが、
それもまた人間らしくて好感が持てる。

清原はきっと、麻薬中毒からの更生はできずに、またやると思う。
最終的には自殺する可能性も高い。
それでも、私は彼の生き方の方を支持したい。
 
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