鬱病休職から復職してから、丸5年が経過しました。
長かった。500年ぐらいに感じる。
休みの日は1日が1分ほどにしか感じないのに。。
あと1年今の仕事続けるとして、まだまだ先は気の遠くなるほど長い。

さて、モンスターという名の作品はいろいろある。
ピンクレディーの歌であるし、ハリウッド映画もあるし、百田尚樹の小説もある。
そして漫画、アニメもある。作者はYAWARAを描いてる浦沢直樹。
20年位前の作品らしい。
そのアニメがネットの無料動画Gyaoで最近まで配信されていて、アニメの金字塔と紹介されていたので、試しに1話を見たらはまってしまい、2ヶ月以上かけて全74話を見てしまった。
50のじじいが。

ごく簡単なあらすじ
主人公は日本人の天才外科医、天馬。日本人の登場人物は彼一人で、舞台はドイツ、チェコである。

天馬は頭を銃撃されて瀕死の少年ヨハンの執刀をし、命を救う。
ヨハンは凶悪な連続殺人鬼だった。
回復したヨハンは多数を殺して病院から姿を消す。
殺人の濡れ衣を着せられ指名手配された天馬は逃亡し、殺人鬼を生き返らせた後悔と責任から、ヨハンを殺すために放浪をする。

という話である。
アメリカドラマの逃亡者、ツインピークスを合わせたような雰囲気のストーリーです。
逃亡の行く先々で次々と人が死に、重要なキャラが登場する。

ストーリーの柱は、旧東ドイツで行われた人体改造実験からの人間の闇、狂気、洗脳、混沌、恋愛といったところで一貫して話は暗い。
私好みではあるが、漫画でよくこんな複雑で暗い話を作れるなぁと感心する。

原作の漫画は読んでないが、このアニメは声優がキャラにピッタリとはまってたように思える。
また、ドイツ人の登場人物の名前が皆響きがかっこいい。
ハインリッヒ、リーベルト、フォルトナー、ライヒワイン、シューバルト、ヴァーデマン等々
見応えのあるアニメでした。
普段アニメなんて野球漫画しか見ないのだけど。

これ、アメリカあたりでテレビドラマ化してくれないかなぁと切実に思う。
Gyaoでは引き続き、浦沢直樹のMASTERキートンというアニメも配信されている。
これも見るか考え中。
その前に西原理恵子の「ぼくんち」という漫画を図書館で借りようと思っています。