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自分勝手な映画の話 に参加中!
だいぶ前に録画していた「善き人のためのソナタ」という映画を先日見ました。
時間短縮のため倍速で見た(笑)

旧東ドイツの役人が、民主化を画策してる疑いがある劇作家の家を盗聴する
という話で、実際その劇作家は情報を西ドイツに流したりしていた。
しかし盗聴している役人は盗聴を続けるうちに、どんどん感情移入していく。
特に劇作家の恋人である舞台女優を好きになり、彼等の活動を人知れず援助する。
という話。
最後追い詰められて悲しい結末になるという秀作でした。
主演の盗聴してる役人の人は実際自分が盗聴されてた過去を持つそうです。
残念ながらもう亡くなっていますが。

近代で同じ国が分断されたり内戦したり、という内容の映画は多いですが、
どれも悲しい話で見た後しばらく動けないようなものが多いです。

自分が見た中でも他には
「麦の穂を揺らす風」(アイルランド)
「シュリ」「JSA」(韓国)
「ホテルルワンダ」(ルワンダ)
「パンズラビリンス」(スペイン)
等々。

近代じゃないけど
「コールドマウンテン」なんかもアメリカの南北戦争ものだったかな。
それを言ったら「風とともに去りぬ」もあるけど。

狭くてアメリカの言いなりな日本には内戦は無いですが
(せいぜい連合赤軍やオウムがうろちょろするだけ)
世界では今後も内戦モノの映画は作られていくのだろうなぁ。