人生谷あり底あり

うつ病休職歴あり、自殺未遂歴あり。 2020年6月に早期退職しました。ニート生活を経て2021年4月より底辺職をしながら細々と生きる初老クソ親父の無駄口です...

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先日、とある製造メーカーが過労による労災や自殺があったことがばれ、それを理由に裁量労働を廃止したというニュースがあった。
朝日新聞の1面に出てたそうだ。

裁量労働は国が推し進めているので、韓国寄りで日本が嫌いな朝日にとっては格好のネタだったのかも知れない。(笑)

裁量労働とは、簡単に言えば月40時間分の残業代がしてもしなくても出る。その代わりいくら40時間をオーバーしても賃金は変わらないというもの。
係長以上が強制的に入らされ、ほとんどの人は残業100時間ぐらいはしている。

今回裁量労働が廃止されたと言っても、40時間分が出ることは変わらず、それを超えた分は別途支給されることに変わったということである。

長時間残業する人にとっては収入が増えることになるが、そう簡単ではない。
40時間超える人はきっと上司に能率の悪さを厳しく追及され、帰宅させられるだろう。ノルマは変わらないので今までのようにのんびり仕事出来なくなり、さらに辛くなることが予想される。

私のような自他共に認める落ちこぼれの事務職モドキは別にして、製造業の基幹である開発や設計をする一流大学出た人達は、皆厳しいノルマや期限がある。
当然皆自分を守ることで精一杯でチームプレーや後輩を指導する等という発想は無い。

よって、能力が足りない者は辞めるか、辞められない事情がある者は精神を病むか、あるいは病んだふりをして休職するか、私のように窓際族になるか、自殺するか、という道をたどる。

何故こんな馬鹿なことになるのか。
それは技術者としての日本人の限界だと思う。
今時、テクノロジーの発達は飽和して(IT分野だけはまだ発展の余地はあるかもしれないが)、さらに新しい物を作り出す能力のある人は日本にはほとんどいない。
外国の技術者は日本よりはるかに優秀なのでグローバルな競争にも勝ち目は無い。。
それでも売り上げを維持するためには何かを生み出さなければならず、実現不可能な無意味な開発設計目標が出来る。

解決策はたぶん無い。
日本の製造業は既製品の量産工場のみにして開発設計からは撤退するべき時かも知れない。
能力のある人は外資系のそういう会社に行くか、自分で少数精鋭の技術会社を立ち上げれば良い。
将来日本が移民を受け入れれば、外国人に乗っ取られる形で日本メーカーも生き残れるかも知れない。

新卒一斉採用みたいな馬鹿なことはもう時代遅れである。
試験のテクニックで一流大学に合格しても、開発設計の能力は全く別なことは明らかである。
企業の採用担当はそれを知ってるが、人を見る目が無いから失敗した時の言い訳に一流大学のよくわからん人間をひたすら採用する。
滅びるべくして滅んで行けばいいのである。

ちなみに金融業界も事務職は既にRPAに変わりつつあり、今後ほとんどの業務はAIがすると思われる。
残る人間がする仕事は、年寄りを騙してリスクの高い商品を買わせて手数料で儲けるぐらいだろう。
そんな仕事は暴力団に任せればいいのである。

高校野球マニアック記事を更新してますが、長くて収集がつかなくなってきた。。。
 

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朝日新聞の投書欄を読んでたら、こんなタイトルの投書があった。

投書した人は45歳の無職女性。
彼女は若い頃から本を読みまくったそうな。
10代でドストエフスキーの「罪と罰」を読んだりして。

本の世界にはまりすぎて、現実がうまくいかなくなったらしい。
周りの本読んでない人達が皆馬鹿に見えて、見下してしまうとか。
実生活ではバイトや留学をするものの全て失敗し、
45歳にもなって無職で両親と暮らしている。と自嘲的に書いてあった。

彼女の結論は、読書なんか1円の得にもならなかった。
ということでした。

確かに一理ある。でも大人になるまでそんなことに気が付かないというのも
この女性はかなりイタイと思う。
きっと現実があまりにもしょぼいから本の世界に逃げ込んで生きてきたのだろう。
自分も現実がしょぼいので、気持ちはとてもよくわかるが。

読書が役に立つのはせいぜい中学生までだと思う。
それ以降の読書は完全に趣味でしょう。
漫画や映画見るのと同じ次元だと思う。

そういう私は今「蒼穹の昴」を読んでます。
なかなか面白いです。

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