人生谷あり底あり

うつ病休職歴あり、自殺未遂歴あり。 2020年6月に早期退職しました。ニート生活を経て2021年4月より底辺職をしながら細々と生きる初老クソ親父の無駄口です...

タグ:暴力団

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最近、仕事が辛くて度々頭痛に見舞われる上に、寝てる時にもよく悪夢を見ます。
退職して仕事から解放されても、悪夢はずっと見続ける予感がする。。

さて、先日プロ野球の広島カープが前売抽選券の整理券を配ろうとしたら5万人もの人が殺到したという、アホみたいなニュースがありました。
これには地方人気球団の闇が現れてる気がします。

プロ野球の前売券はほとんどの球団は試合開催日の約一ヶ月前からネットで売り出します。
しかし、カープは2月のある時期に一年分の全試合を一気にネットで売り出します。
阪神も似たようなことしてるらしい。
そんなことしたら業者(=暴力団)が買い占めて高く転売することは明らかです。
実際発売開始直後はネットが混んで繋がらなくなり、繋がった時には全て売り切れてるという状態になります。。

これを批判された対策として一部のチケットの前売抽選券を球場で配るということをして今回の騒ぎになったらしい。
去年までは抽選ではなく先着順にしてたが、一週間前位から野宿する人が出て迷惑なので抽選にしたとか、、

こんな混乱を避ける為には他球団と同様に試合毎に日を区切って発売すれば良いし、そんなに人気ならチケット代を1.5倍位に値上げしたら良いと普通なら思う。
きっとそう出来ない事情があるのだろう。

表向きの理由は、昔市民球場時代に閑古鳥状態だったトラウマがあるので、とにかく早く完売させて利益を確定したいという球団側の考えということになっている。
もう人気球団になって長いのだから、さすがにこの言い訳は苦しい。

推測するに本当の理由は地元暴力団との癒着だろうと思う。
彼等が買い占めやすくするように一斉販売し、値上げもしない。
昔市民球場がガラガラだった時代にチケットを買ってくれた恩義とか、所詮地方は暴力団が幅をきかせているからとかあるのかも知れない。
球団職員が奴らから賄賂をもらってるのかも知れない。
暴力団は転売で儲かるしwin-winである。
こういうところは、いかに人気が出て強くなって球場が綺麗になっても、所詮コンプライアンスが甘い地方球団だなという気がする。

それにしても今回の抽選券の騒動は異常である。
平日に、しかも当たる可能性の少ない抽選券をもらうのに5万人。
日本シリーズとかワールドカップ決勝の当日券ならいざ知らず、1球団の普通の公式戦でこれである。

来た人達はほとんど老人で、福山から新幹線で来たとか言う人もいた。。
広島の人って、基本野球見る以外に楽しみが何も無いのである。
これは広島に6年ほど住んでると実感する。
余計なお世話ですが。

マツダスタジアムに観戦に行くと、観客に老人が異常な程多いことに気付く。
ジジイは無数にいるし(私もジジイですが)、女性客でカープ女子と言える人はわずかで、熟女とすら言えないような老女が多い。
横浜なんかと比べると観客数やチームの強さは圧勝だが、客層は最下位である。

これも地方の闇である。
確かに地方球団が強ければ地元の誇りである。昔のラグビー新日鉄釜石のように。
しかしあまりにもカープのみに人気が集中して不気味です。
試合観戦に行くと観客の99%位は赤いユニフォーム来てて、新興宗教みたいで気持ち悪い。

と、悪口ばっか書いてしまったがチーム自体は応援してるし少なくとも巨人よりは上に行って欲しい。
セ・リーグの中では強いが、それは他チームが弱すぎるからであり、パ・リーグ相手にはまだまだ足元にも及ばない。
人気があるうちにいい加減日本シリーズに勝たないと、また市民球場時代のようになってしまいそうである。
今は不人気球団は存在しないから、それは当分無いか。

実際、今のカープは投手陣に不安がある。もっともセ・リーグ他球団はそれ以上に欠陥だらけだが。
 

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連休中に表題の本を読んだ。
辻原登という作者は1945年生まれ。
最近自分より若い人の本ばかり読んでたので
こんな年配の人のを読むのは久しぶりかも。

知ったきっかけは社内報のような冊子の書評コーナーにこれが載ってて、面白そうだから借りてみた。

バブル時代の和歌山を舞台にした、暴力団抗争、貞操観念の全くない女、公務員の横領などの人間の醜いところをふんだんに描いた話でした。

年配の作家だけあって、描写の細かさが文学作品のようだった。
ただ、たいして重要でもない話が詳細に長々と続くところもあり、多少だれた。

和歌山県勝浦のホテル浦島に泊まる場面があり、自分も泊まったことがあるのでちょっと懐かしかった。
また、暴力団抗争を、現実にあった山一抗争を題材に書いているので、そういう裏社会の話が結構好きな私には楽しめた。
登場人物に善人が一人もいないところも好感が持てました。(笑)
話自体はそんなに面白くもなかったけど。

この作者の他の作品には野球を題材にした話もあるらしく、そっちも借りて読んで見たいと思った。
 

2
40型のテレビを買ってから、
昔録画したまま見ないで放置してたドラマを見るようになった。

最近は「MOZU season1 〜百舌の叫ぶ夜〜」という4年前ぐらいのドラマを見ています。
西島秀俊主演の警察ドラマで、制作者は恐らくハリウッド映画のダークナイトのようなのを作りたかったのだろうと思わせるような作品。
もちろんダークナイトには遠く及ばないが、日本のドラマにしては良くできてると思う。

このドラマに出てくる会話で表題の小説の話が出てくる。
外国人が書いた短編小説らしい。
内容要約は以下の通りです。

ーーー
オメラスという理想郷の国がある。
独裁者もいない、争いもない。
皆幸せで愛に溢れ楽しく暮らしている。

しかし、この国の地下牢に子供の薄精児が1人閉じ込められている。
その子は汚物にまみれ、食事も最低限しか与えられない。
オメラスの理想郷は、この子の不幸と引き換えに成り立っている。
誰かがこの子に少しでも優しく接したら、この国には一転してあらゆる災厄が降りかかる。
住人はそのことを皆知っている。

オメラスに暮らす子供はある年齢になると、このことを聞かされ、地下牢の子供を見に行く。
そしてその子の犠牲の上に自分の幸福が成り立っていることを実感して、またもとの幸せな生活に戻る。

しかし、ごくたまに、これを知ってオメラスを去る人々がいる。
この理想郷の外に出ると、人間が生きれる環境はないのに。。

そうしてオメラスの理想郷はいつまでも保たれるのでした。
ーーー

こんな感じの話でした。
ドラマの中でこの話をした男は、現実の世界もオメラスと同じだ。だから俺は公安を辞めた。などと言う。
その後、その男は凶悪犯罪者を留置場から逃がし、
「オメラスの地下牢の子供を助けてやった。」
と言いながら、屋上からダイブしてました。
(次回予告見る限り死んではないみたいだが)

ドラマの内容はどうでもいいけど、
リアルな現実世界もオメラスと同じなのは言うまでもない。
悪が最後には勝つ、ということだけは動かせない。

世界で言えば、先進国の豊かな生活は最貧国や内戦で苦しむ国の人々の犠牲の上で成り立ってるし。

日本では、ごく一部の有能な人が適正な報酬をもらうことなく、大部分の無能な人々を支えている。
大企業、政治家、警察のトップは必ず反社会的勢力と繋がってる 。
朝日新聞をはじめ大部分の企業は韓国に牛耳られている。

地下牢の子を助ける人がいるとすれば、イスラム国か北朝鮮だろうか。

そんなどうでもいいことをふと考えました。
 

ブログネタ
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年末になり来年度のいろんな予算を決める時期になった。
会社では工場と設計部門が集まって、
来年度の製造コストの予算を決める会議が一日中ありました。

その会議で、設計の課が多すぎて連絡を忘れている課が一つあることが当日に判明。
主催者が慌てて連絡取るが、別の用事が入っているとのこと。
結局無理言って、夕方に用事を抜け出して出席してもらったようだ。

その設計者、無理やり会議に出さされて、予算について意見を聞かれ
それを「甘い」と否定され、、、ついにキレた。
「こっちには何の連絡も無く、急に呼び出しといてその言い方は何や!コラ!」
「お前ら舐めてんのか!勝手にせえや!」
そいつはドアを蹴りながら退席して行きました。

主催者はじめ出席者は凍り付いていたが、私は楽しみながら傍観していました。
主催者ざまあみろという感じです。

でも、キレた設計者も人間失格だと思う。
彼の言い分は全面的に正しく、怒るのは当然である。
しかしいい大人が、たかが仕事ごときで暴力団のように怒るのは終わっている。
仕事以外だったら殴り合いの喧嘩もありだが、たかがしょうもない仕事である。
ここは静かに抗議して去っていって欲しかった。

実は次回(半年後)この手の会議の主催者が自分になるかもしれない。
その時はこの設計者の課にまた連絡入れないでおこうかと思う。
それでまた怒らせて楽しんでみたい。

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