人生谷あり底あり

うつ病休職歴あり、自殺未遂歴あり。 2020年6月に早期退職しました。ニート生活を経て2021年4月より底辺職をしながら細々と生きる初老クソ親父の無駄口です...

タグ:星籠の海

2
だいぶ前に読み終わったのだけど、
表題の小説を読み終わった。

前にも書いたが、福山市市政100年を記念物して福山出身の
作家に本を書かせて映画化したものです。

映画は大コケしました。
福山市民以外には、わざわざ見に行く価値は無いのだろう。
たとえ玉木宏ファンだとしても。

それでも小説の上巻はそこそこ面白かった。
下巻で完結まで読むと、つまらんかったとしか言いようが無い、、

ただ、この島田荘司という作者は女性の描写がうまい。
女の本性をよく理解してるなぁと思う。

あとがきの書評にも書かれていたが、
この小説には主に3人の女性が登場する。
その3人とも自己愛が強烈に強い。
自分の欲を実現するために、とことん男を利用する。
性欲の相手にはなっても恋愛の相手にはならない。
男は自分の役に立つためだけに存在する。

自分も50年近く生きてきて、女のほとんどはこういう生き物だなぁ
とは痛感している。

この小説で共感出来たのはそこだけだった。
 
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3
今年も上半期が何とか無事に済みました。
イギリスのEU離脱があったり、仕事が若干あやしくなったりと
暗雲が漂って来ているが、なんとか半分は乗り切った。
今日あたりは、私を切った沖縄旅行メンバーが楽しんでいることだろう。

今年は自分の住んでいる広島県の福山市が市政100周年ということで、
福山出身の有名な作家に福山を舞台にした小説を書かせて映画化したらしい。

それが表題の作品です。せいろの海と読みます。
それを図書館で借りて上巻を読み、今下巻を読んでいます。

玉木宏主演の映画の方は散々な評価だったらしい。
企画が先に来る作品はそういうものなのだろう。

小説の方を読んでみて、まだ半分しか読んでなくて事件が何も解決してないが、
そこそこ面白いかなと思う。
東野圭吾等とは比べるべくもないですが。

この中で凶悪犯罪を行う宗教団体が登場する。
架空の団体だが、あきらかに統一教会をモデルにしている。
合同結婚式とか出てくるので、読者にそれを意識するように誘導してる感がある。

作者は統一教会をよっぽど憎んでるのだろうと思うが、
ここまで書くと、現実の世界で統一教会から命を狙われるんじゃなかろうかと
若干心配になるぐらいである。(^.^;

映画が売れなかったのでその心配は無いかもしれないが(笑)。

 
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