人生谷あり底あり

うつ病休職歴あり、自殺未遂歴あり。 2020年6月に早期退職しました。ニート生活を経て2021年4月より底辺職をしながら細々と生きる初老クソ親父の無駄口です...

タグ:成果主義

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読売新聞の「人生案内」という相談コーナーにこんな身のつまされるような
悩み相談がありました。

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成果主義に疲れと不安

 40代男性。妻と子の3人暮らし。IT(情報技術)企業で勤続20年。ここ2年の個
人業績が悪く、先日、早期退職を勧められました。退職の意思がないことを伝え、もう1
年頑張る決心をしましたが不安です。

 会社でやりたいことはあり、正直辞めたくない。でも成果主義なので最近は特に厳し
く、稼げない人は退くのみ。スキルアップの努力を続けてきましたが疲れてしまいまし
た。もう無理かな、この会社で仕事する器ではないのかな、と考えてしまいます。家族が
いることなどを踏まえ、「もう少し頑張れ」という回答をいただきそうですが、こんな状
態がこの先も続くなんて想像できない。一刻も早く抜け出したい気持ちもあります。

 妻には話すべきでしょうか。普段、会社の愚痴をこぼさないので驚くでしょう。最終的
に決めるのは私自身。辞める以外の手立てはありますか。(大阪・Y男)
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この相談者男性、私と違うところは仕事を頑張ろうという意思があって、
退職勧告もつっぱねているところ。
私と似ているところは能力が無く会社にとって不要な人間であり、
本人も疲れてしまっているところ。

回答者の精神科医は「進むも地獄、退くも地獄」といいながら、奥さんや
周りの人に相談しなさいというあまりにもお粗末な回答になっていました。

この相談者の辛い状況はとてもよくわかる気がする。
まともな解決策はきっと無い。
あるとすれば
・生命保険に入っていれば家族にお金を残せるから自殺した方がいい。
・自分本位に生きれるなら、妻子を捨ててニートになれ
そんなところだろうか。世の多くの無能なサラリーマンにとって仕事から逃げる方法は
その2つぐらいしか無いと思う。

誰かに相談なんてのは何の解決にもならない。
特に家族は、夫、父親が仕事でどんなに辛い思いしてるかなんて興味がない。
とにかくお金を運んで来てくれなきゃ存在を認めない。
といったところだろう。

世の中には死ぬより辛いことは沢山ある。
この相談者、来世は幸せになって欲しいものです。

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いわゆる成果主義を採用している企業は、定期的に上司が部下を査定します。
その頻度が企業によって1年毎だったり半年毎だったりします。

査定の方法は、おそらくほとんどの企業は
期初に各社員の仕事の目標を自分で設定させられる

上司がそれを見て承認すれば目標が設定される

期末に各社員は自分が目標をどれほど達成したか上司に報告させられる。

上司はそれを聞いて判断して査定する。
と、こんな感じのやり方をしていると思われます。

そして、大方の社員にとって、この目標設定と報告の面談が一年のうちでも最も憂鬱な日の一つとなります。

私のいる会社はそれが半年毎で、先日その報告面談がありました。
本当は3月末なのに、今年は4月から会社消滅するから早まってしまった(泣)

この面談が嫌で会社辞める人がいても、十分納得できる。(笑)
というか、会社辞めた人はこれをやらなくてすむことに、まず喜びを噛み締めるだろう。。。

できもしない目標を設定し(そうしないと怒られるから)、当然達成できない(する気も無い)のだが、
いろんな文章でそれをごまかす。
分析とか検討とかいう言葉が多い報告はたいていできなかった言い訳である。
やってる途中で舌噛んで死にたくなります。
自分は前世で何か悪いことをして、罰として人間の男に生まれ変わってしまったのだと確信する瞬間です。

今回は上司が疲れていたのか、あまりつっこまれずにまぁいいやで終わった。
査定はいつも通り、中の下だろう。

こんな無意味で苦痛なこと、死ぬまでにあと何回するのだろう。

関係ないけど、ショーン・ホワイトのハーフパイプはさすがだった。

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