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東京に来てから映画館には2回しか行ってない。
見たい映画が最近無いのもあるけど、
映画館が遠いし、出歩く元気も無くなってきた。
きっと今年はもう映画館には行かないだろう。

こないだパソコンのGyaoのサイトで表題の映画を見ました。
オーストラリア映画らしい。

高校生の自殺の話でした。

冒頭シーンで自殺した高校生が発見される。
次の場面でさかのぼること1日前。

ここからいろんな生徒のいろんな心の闇が出てきます。

・ゲイをカミングアウトして、皆から避けられている男子
・スポーツマンでイケメンで彼女もいるが、実はゲイであることを
 隠してる男子
・そのイケメンの彼女で、彼の浮気を疑って苦悩する女子
・体の障害により排尿がうまくいかなくて、そのせいで
 いじめにあっている男子
・成績優秀だが、立派すぎる父親に及ばないストレスで病んでいく男子
・その男子の妹で、兄に犯されて妊娠する女子

こんな感じの6人が紹介される

欧米の子どもが日本よりはるかに早熟なのはわかってるけど、
豪でも米と同じようにゲイだの妊娠だの薬だのにはまっていく子が多いようです。

で、きっとこのうちの誰かが自殺して
冒頭に繋がるのだろう、と思いきや。。。

自殺したのは誰でもない別の女生徒だったというオチでした。

その子は上記6人と廊下ですれ違ったり、世間話をしたりと
薄くからんでいたが、彼女の悩みは明らかにされないまま。
強いて言えば、誰かと繋がりたかったが、誰も深く関わってくれなかった。
ということが悩みか。まさか。

何がいいたいんだろう。

死ぬほどの悩みはみんな持っている。
インパクトのある悩みだけが悩みではない。
っていうことだろうか。

ちなみに監督は撮影時19歳だったとかで、ちょっと驚きです。
友人を自殺で亡くした経験を元にしてるそうな。

ハサミでリストカットして死ぬ最後の場面がリアルだった。

なんだか不思議な作品でした。
日本では多分公開してない。

映画といえばダークナイトの続編が来年公開されるらしい。
これが人生の映画の見納めになるかも。