人生谷あり底あり

うつ病休職歴あり、自殺未遂歴あり。 2020年6月に早期退職しました。ニート生活を経て2021年4月より底辺職をしながら細々と生きる初老クソ親父の無駄口です...

タグ:八日目の蝉

3
最近暑すぎてダウン気味です。
こっちは台風で電車が止まることもなく、仕事が休みになることもなく、やり切れないです。
先日母親と一緒に車で小豆島に日帰り小旅行しました。
高齢の母親。日帰りと言えど、旅行っぽいことをするのは彼女の人生でこれが最後でしょう。

何故小豆島に行ったかというと、実家のわりと近くの日生という港から車ごとフェリーで行けるからで、本当は友人と一泊温泉ドライブ旅行をしようと考えてました。
それを友人に伝えると、行きたいけど2月頃が良いとの返事。
2月って、わたしゃもう退職して東京帰ってるやん、、
帰ってなくても、だいぶ先なので予行演習がてら行くことにしたのです。
母親の金で。(笑)

ここで小豆島の簡単な紹介。
香川県に浮かぶ島で面積は約150km2。これは淡路島の約四分の一。
ちなみに東京23区は淡路島より若干大きく800km2程でこれはシンガポール国土面積とほぼ同じです。
その狭い小豆島の人口は3万人弱。
大昔の映画、二十四の瞳の舞台として知られてますが、最近の映画だと
「八日目の蝉」で不倫相手の男とその奥さんの間に生まれた子を誘拐する女が
逃亡生活を送るのがこの小豆島でした。

そんな小豆島ですが、結論は、つまらんかった。
半日もあれば十分回れて飽きてきます。。

一応せっかく行ったから写真を載せてみます。

IMG_20190907_102006
行きのフェリーが出発してしばらくすると鴻島というこの島が見える。
ここは3年程前に野次馬根性で見に行ったことがあるんだけど、
バブルの時代に日本中の成金が別荘を建てまくった島です。
その残骸がこれです。今はたぶん一人も住んでない。
狂乱の時代の遺産です。軍艦島みたいなもんですな。

IMG_20190907_120835
小豆島に上陸して最初に行ったのは、中山の千枚田という棚田です。
ガイド本には載ってるのに標識等何も無いので半信半疑でたどり着いたら、
同じような人達が多数いた。

IMG_20190907_130210
エンジェルロードというところに行ってみた。

IMG_20190907_130807

IMG_20190907_130824
干潮になると道が出て島まで続く。
恋人の聖地とも言われてるようで、実際カップルが多かった。外国人カップルも多数。
私みたいな老人が来るところじゃなかった。

IMG_20190907_141610
道の駅オリーブ公園というところに行ってみた。
こんなオブジェがあった。写真の女性客がほうきを持っているが、
魔女の宅急便のロケ地だったらしく、無料で貸し出している。
きっとばえる写真を撮るつもりだろう。

IMG_20190907_141645
オリーブ色のポスト。オリーブってこんな色?

IMG_20190907_145144
島最南端の二十四の瞳映画村に行ってみた。
でもあんまり面白そうでは無いので中には入らんかった。

IMG_20190907_145303
入場料は800円程する。

端から端まで車で走っても1時間ほど。
11時から17時まで島にいたが、時間を持て余した。
友人とは来なくていいなぁ。。
まぁ、友人とは温泉入ってしゃべるのがメインだからまた来ても良いが。
車ごとフェリーで二人往復すると、それだけで1.3万円程かかり、それがネックである。

この日は猛暑で疲れてしまい、この日から数日間は熱中症のようでずっと体調不良でした。
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ 

ブログネタ
こころの駆け込み寺 に参加中!
今週から週5日勤務の日常に戻ってしまいました。
あまりにも悲しいので、週末はネットの世界に逃げていた。
典型的な駄目人間の症状ですね。

無料でアップされていた悲しい系の秀作映画、ドラマを見ました。
落ち込みたい気分の時に見るのは最適かも。

・殺人の追憶
7年ほど前の韓国映画で評価が高いので見てみた。
いい映画だった。
韓国ってドラマはワンパターンで見る気がしないのに、
映画となると良くなりますね。
日本映画は韓国には遠く及ばないと思いました。
軍事政権化の陰鬱な世の中、連続殺人の犯人を追い詰めながら証拠がなく、
狂気じみていく刑事たちの描写がうまい。

・永遠のこどもたち
スペイン映画です。
アザーズというアメリカ映画にも似た感じのホラーがかった話ですが、
孤児院を舞台としたそれはそれは悲しい話だった。
ラストは悲しい結末ながらもハッピーエンドと思えるような終わり方。
製作者はあの名作「パンズ・ラビリンス」と同じ人らしい。
なるほどと思った。

・八日目の蝉
ついこないだまでNHKでやってたドラマを早速ネットで見た。
不倫相手に裏切られ、その子どもを誘拐し5年間逃げながら二人で充実した日々を過ごす。
その後逮捕され服役する。という話です。
主演の壇れいのナレーションが悲しくてよかった。
冷静に考えると誘拐犯に同情の余地はないが、壇れいの母性愛全開の熱演が同情させる。
一番悪いのは不倫相手の男であるが、その男の登場場面はとても少ない。
原作者の角田光代の「男なんてその程度のもの」という考えが見て取れる。

このページのトップヘ