最近、ネットニュースでこんな記事を見つけました。
心の病で労災認定された人が年間約500人だとか。
その中には例の電通美人社員も入っており、彼女を含め84人が自殺(未遂も含む)してるそうである。

鬱病休職するような人は皆死にたいと思うだろうけど、実際に死のうとする人はそのうち2割も無いということか。
いや、残り8割の中には演技でまんまと労災を勝ち取って遊んで暮らしてる奴らもいるんだろうなと思う。

私も4年前鬱病で休職、自殺未遂までしたが、自分が勝手に落ちこぼれた職場不適応なので、労災申請なんてとんでもない。

自分が勤める会社からも鬱病労災者が出ている。
自分は安全衛生委員というクソの役にも立たない仕事を担当しているが、
その会議で社内の労災は全て知らされ、先日そのことを知った。

当時裁判で新聞沙汰にもなった。
2013年に入社して研究職に就いた社員が、約1年後に会社を休みその後二度と出社しなくなった。
鬱病である。
会社規則で傷病休職1.5年経ったところで期間満了で彼は解雇された。
その後彼は傷病休職ではなく労災休職だと言い出し、長時間残業や上司のパワハラを訴える。
当時は電通社員の騒ぎがあった直後だったこともあって、労働基準局の調査が入り、労災認定された。

という経緯だが、会議の報告資料には病名は「適応障害」とさらっと書かれているだけだった。

労災認定されると解雇は取り消しになり、休職期間の制限は無くなる。
医者が診断書を書いてくれる限り、定年まで休み続けてもその間給料の8割ぐらいもらえる。
当然ながら彼は未だに休んでいる。もう3年以上。
全くうまくやったものである。羨ましい限り。

もっとも、主治医が復帰の見込みが無いと判断すれば、その時点で労災は終了となる。
この社員は明らかに復帰の見込みは無いのだが、きっと医者とうまくつるんで
何十年も労災をぶんどるつもりだろうなぁと思う。
会社に復帰するつもりはさらさらないだろうし、
会社側も訴えた奴に仕事を与える気はさらさらない。

とっても歪んだ関係と汚れた金という感じだが、どうでもいいことだ。
会社もこの社員もどっちも自業自得という気がする。

この社員、そのうち労災が終了したら一般企業には再就職できないだろう。
こんな騒ぎを起こす奴を採用する企業は無い。
大学院を出て、研究所に配属されるぐらいの人だからきっと有能なのだろう。
外国の企業とか、自分で起業とかして今後も生きて行くのかもしれない。
それもどうでもいい(笑)

この案件がきっかけかどうかは知らないが、去年ぐらいから「働き方改革」とか
銘打って労働時間を抑えるように指導が入っている。
と言っても、元々残業禁止とされていた日に残業する場合は申請が必須に
なったぐらいである。
(それまでは申請も必要無かった。)

働き方改革というより、働かない人生を選択する改革の方が必要だと思う。