人生谷あり底あり

うつ病休職歴あり、自殺未遂歴あり。 2020年6月に早期退職しました。ニート生活を経て2021年4月より底辺職をしながら細々と生きる初老クソ親父の無駄口です...

タグ:会社更生法

2
最近読んだ本のタイトルです。
図書館で別の本を探してる時に目に留まり、何となく借りたもの。

半導体メーカー、エルピーダメモリの元社長の坂本幸雄という人の著書です。
エルピーダは2012年に会社更生法を適用(要は倒産)し、今は米半導体メーカーのマイクロンに買収されている。

坂本はエルピーダを倒産させた張本人です。

とは言うものの、この人はカリスマ性のある相当優秀な経営者であることは読んでてわかった。
体育大学卒という異色の経歴も持つ。

ただ、有能だけどこの人嫌いだ。
ホリエモンと一緒に死ねばいい。(^_^;)

ほとんどの会社がそうだと思うが、特に製造業の業績は景気に全て左右される。
企業努力なんて何の役にも立たないことは長く働けば誰でもわかることだ。
よって、誰が社長をしてもあの時エルピーダは倒産したと思う。

ただ、彼は倒産後管財人をやり、マイクロンに買収してもらうことをまとめたこと。社員を誰も解雇しなかったことを物凄く自画自讃していて非常にうざい。
いくら自慢しても倒産させて株主と銀行を地獄に突き落としたのだから、偉そうにするなと言いたい。
だいたいマイクロンに買収された後この人は会社を去っているのだから、エルピーダの人達がその後どんな迫害を受けようが知りようが無い。

アメリカの企業(TI)で若い頃から出世してる坂本は、日本企業の経営陣をボロクソに言うのは、読んでて爽快でもあった。
40代のうちに部長になれなかったらその会社では見込みが無いのだから辞めた方がいいという考えらしい。

サラリーマンは皆あんたみたいに野心は無い。
生活費が足りないから仕方なく働いてるだけだ。仕事の内容に意味など1ミリもない。
社長がそんなこともわからんのか。。

また、日本の若い技術者をしきりに誉めてるが、それは違う。
日本は若い技術者も皆無能である。
それぐらい知っとけ!
このアメリカかぶれが!

と、脳内でいちいち突っ込みを入れながら読みました。(笑)

大昔の仮想現実のようなバブル時代と違い、今はあらゆる産業がじり貧になってる。夢から覚めてしまった。
特に設備投資に大金が必要な製造業なんてやるもんじゃない。
そういうことを、自分が学生のうちに誰も教えてくれなかった。
知ってたらモノ作りの企業なんかに絶対就職しなかったのに。

私の場合、英語が大嫌いだったから消去法でそういう会社しか就職出来なかったからでもあるが、、その時点で人間失格ですわ。(笑)

そんなこともあって、娘が文系に進んだ時はホッとしたのだが、果たして彼女に将来働ける場所等あるのだろうか?
彼女が苦悩するのは見たくないので、その前に死にたい。(^_^;)
 

ブログネタ
倒産情報 に参加中!
先週末にボーナスが支給された。
どうやら、このボーナスが人生最後のボーナスになる。

経営難のため、会社が月給のカットと冬のボーナスをゼロにすると
社員に通告してきた。
例によって、社員に知らせる前に新聞に載せるといういつもの手口だ。

ボーナスが無いのは社会人になって初めてだ。
来年の夏には自分はこの会社にいないだろうから、
今後の人生でボーナスをもらうことはもうないだろう。。。

これだけ賃金カットするんだから、その分早期退職募集への期待が高まるのだが、
その肝心なことを会社は一切教えてくれない。
検討中とかほざいてやがる。

きっとまた新聞に先に出るのだろう。
なんでもいいから早く教えて欲しいものである。

このページのトップヘ