GWまであと1週間。
最近の私の人生は、
何もしなくても良い幸せが2割。
誰からも存在を認められない虚しさが8割。
と言った感じです。
ストレスがほぼ無い仕事(その代わりボランティアとほぼ変わらない給料)の上、去年で資格取得の目標も捨て今は余暇に何もすることがない。世捨て人になってます。
そして家族とも誰とも関わらない毎日を過ごしている。
今死んでも誰も気付かないんじゃないか?
と思うこともあります。
暇に任せて図書館でいろんな本を借りて読んでます。
最近「嫌われた監督」という分厚い本を読みました。
名古屋の元新聞記者ノンフィクションライターが、落合博満が中日の監督をやってた8年間を取材等を通して書いたものです。
作者は私より10程年下で、若干自己陶酔的な表現が鼻につくノンフィクションで、かなり脚色も入ってる気もしましたが、野球好きにはかなり興味深く面白い内容でした。
「嫌われた」というのは、いくら勝っても優勝してもファンにもマスコミにも、何より中日球団の上層部に嫌われたことを意味します。
勝つことを乞われて監督に就任したにも関わらず、勝ち過ぎて報酬が上がりすぎたことが原因で最後は球団から契約終了させられる。
要は落合は強烈な金の亡者だったということ。
別にそれが悪いことではなく、アメリカ等では普通のことだけど、いびつな日本社会では異質だった。彼の苦悩はある意味自業自得という気がしました。
勝つ為に徹底して孤立し、非情な人斬り等で守銭奴ぶりを発揮します。
エピソードとして、鳴物入りでFA移籍したものの肩を痛めて(たぶん肩の故障を黙ってFA宣言したと思う)使い物にならなくなっていた川崎憲次郎を開幕投手に指名した時、本人と森繁和コーチ以外には他言無用にした。
これは森コーチが信用に値するかを試したということらしい。
決して川崎の復活に期待したわけではなく、最初から見捨てていた。
結果、森コーチは投手起用を全権任され、川崎はシーズン後解雇に。
その他、毎年多くの選手、コーチを解任したり、
レジェンド立浪をレギュラーから外す為に森野に地獄のノックをしたり、自分の打撃技術を伝授したのはFA移籍してきたベテランの和田一人だけだったり(他の選手はどうせ理解できないからと放任してた。特に若い選手を将来性に期待して使うことは決して無かった。)
選手からは完全に距離を置き、まぁ一般受けはしない監督だったようだ。
選手、監督とも実績は文句無く、確たる打撃技術を持っている落合氏。周りの人間がショボいせいで不遇な監督生活だった。というのが本書の主旨だと思うけど、そうだろうか。。
興行的に旨味が無かったということはその程度の存在だったということ。少なくともカリスマでは無かったということだと思う。
当時の中日、確かに強かったけど面白くないチームだったし。
また金の亡者である点で監督退任後どこからも誘いが来ないんだろうと思う。
現役時代の実力は抜きん出てたが、じゃあ当時メジャーに挑戦したら通用したか、と言ったらしなかったと思う。
とは言え、日本の野球人では最高峰の人で面白く読めました。
今は還暦を過ぎたハゲ豚メガネのYoutuberじいさんですが
野球以外のことには無頓着で、時々恐ろしくセンスの無い服を来てるのもご愛敬。
ちなみに中日は落合退任後、11年間でAクラスに2度なっただけで、優勝争いに絡んだことは一度も無い。


最近の私の人生は、
何もしなくても良い幸せが2割。
誰からも存在を認められない虚しさが8割。
と言った感じです。
ストレスがほぼ無い仕事(その代わりボランティアとほぼ変わらない給料)の上、去年で資格取得の目標も捨て今は余暇に何もすることがない。世捨て人になってます。
そして家族とも誰とも関わらない毎日を過ごしている。
今死んでも誰も気付かないんじゃないか?
と思うこともあります。

暇に任せて図書館でいろんな本を借りて読んでます。
最近「嫌われた監督」という分厚い本を読みました。
名古屋の元新聞記者ノンフィクションライターが、落合博満が中日の監督をやってた8年間を取材等を通して書いたものです。
作者は私より10程年下で、若干自己陶酔的な表現が鼻につくノンフィクションで、かなり脚色も入ってる気もしましたが、野球好きにはかなり興味深く面白い内容でした。
「嫌われた」というのは、いくら勝っても優勝してもファンにもマスコミにも、何より中日球団の上層部に嫌われたことを意味します。
勝つことを乞われて監督に就任したにも関わらず、勝ち過ぎて報酬が上がりすぎたことが原因で最後は球団から契約終了させられる。
要は落合は強烈な金の亡者だったということ。

別にそれが悪いことではなく、アメリカ等では普通のことだけど、いびつな日本社会では異質だった。彼の苦悩はある意味自業自得という気がしました。
勝つ為に徹底して孤立し、非情な人斬り等で守銭奴ぶりを発揮します。
エピソードとして、鳴物入りでFA移籍したものの肩を痛めて(たぶん肩の故障を黙ってFA宣言したと思う)使い物にならなくなっていた川崎憲次郎を開幕投手に指名した時、本人と森繁和コーチ以外には他言無用にした。
これは森コーチが信用に値するかを試したということらしい。
決して川崎の復活に期待したわけではなく、最初から見捨てていた。
結果、森コーチは投手起用を全権任され、川崎はシーズン後解雇に。
その他、毎年多くの選手、コーチを解任したり、
レジェンド立浪をレギュラーから外す為に森野に地獄のノックをしたり、自分の打撃技術を伝授したのはFA移籍してきたベテランの和田一人だけだったり(他の選手はどうせ理解できないからと放任してた。特に若い選手を将来性に期待して使うことは決して無かった。)
選手からは完全に距離を置き、まぁ一般受けはしない監督だったようだ。
選手、監督とも実績は文句無く、確たる打撃技術を持っている落合氏。周りの人間がショボいせいで不遇な監督生活だった。というのが本書の主旨だと思うけど、そうだろうか。。
興行的に旨味が無かったということはその程度の存在だったということ。少なくともカリスマでは無かったということだと思う。
当時の中日、確かに強かったけど面白くないチームだったし。
また金の亡者である点で監督退任後どこからも誘いが来ないんだろうと思う。
現役時代の実力は抜きん出てたが、じゃあ当時メジャーに挑戦したら通用したか、と言ったらしなかったと思う。
とは言え、日本の野球人では最高峰の人で面白く読めました。
今は還暦を過ぎたハゲ豚メガネのYoutuberじいさんですが

野球以外のことには無頓着で、時々恐ろしくセンスの無い服を来てるのもご愛敬。

ちなみに中日は落合退任後、11年間でAクラスに2度なっただけで、優勝争いに絡んだことは一度も無い。



