テレビドラマで今やっている「不毛地帯」ですが、文庫本全5巻を読み終わりました。
去年11月から、図書館で借りてちびちび読んでました。
読み終わってしまうと、生きる目的の一つを失ったような気分です(おおげさか)
内容は実在するシベリア帰りの元軍人商社マン(伊藤忠の会長までなった人)の人生を
脚色して小説化したもので、約40年前の話です。
しがない製造業の下っ端の私には、商社勤務の知り合いはいないし別世界のセレブでしかありません。
自分と同じ年で一流商社に勤めてる人って、きっと収入は数千万、私の5,6倍は稼いでるのだろう。
世界中を飛び回って契約し、そのストレスで倒れたり胃を切ったりしてるのだろうなぁ。
小説の主人公は自衛隊の戦闘機の選定、日米の自動車企業の提携交渉、イランの石油採掘
などとダイナミックな仕事を次々とこなし、他人事として読むにはとても面白かったです。
そんなうまくいくかよ、というのはありますが。
政治家や財界人の醜悪さ、暴力団の暗躍もきっと事実に忠実に書かれていると思う。
40年前と言えば、今より貧しかったかもしれないが経済は右肩上がりで希望があった時代だと思う。
今や、リーマンショックの経済崩壊と老人天国が加速する日本は沈んでいくしかない状態。
きっと数年後には先進国とは言われなくなっているでしょう。
エネルギーの枯渇で世界も沈んでいくことだろう。
こんな時代に生きてるのは悲劇かも。
できれば現実より30年ほど早くアメリカで生まれたかった。
あの頃のアメリカはすごく豊かだったように思える。
それでリーマンショックの直前あたりに老衰で死にたかったなぁ。
去年11月から、図書館で借りてちびちび読んでました。
読み終わってしまうと、生きる目的の一つを失ったような気分です(おおげさか)
内容は実在するシベリア帰りの元軍人商社マン(伊藤忠の会長までなった人)の人生を
脚色して小説化したもので、約40年前の話です。
しがない製造業の下っ端の私には、商社勤務の知り合いはいないし別世界のセレブでしかありません。
自分と同じ年で一流商社に勤めてる人って、きっと収入は数千万、私の5,6倍は稼いでるのだろう。
世界中を飛び回って契約し、そのストレスで倒れたり胃を切ったりしてるのだろうなぁ。
小説の主人公は自衛隊の戦闘機の選定、日米の自動車企業の提携交渉、イランの石油採掘
などとダイナミックな仕事を次々とこなし、他人事として読むにはとても面白かったです。
そんなうまくいくかよ、というのはありますが。
政治家や財界人の醜悪さ、暴力団の暗躍もきっと事実に忠実に書かれていると思う。
40年前と言えば、今より貧しかったかもしれないが経済は右肩上がりで希望があった時代だと思う。
今や、リーマンショックの経済崩壊と老人天国が加速する日本は沈んでいくしかない状態。
きっと数年後には先進国とは言われなくなっているでしょう。
エネルギーの枯渇で世界も沈んでいくことだろう。
こんな時代に生きてるのは悲劇かも。
できれば現実より30年ほど早くアメリカで生まれたかった。
あの頃のアメリカはすごく豊かだったように思える。
それでリーマンショックの直前あたりに老衰で死にたかったなぁ。