人生谷あり底あり

うつ病休職歴あり、自殺未遂歴あり。 2020年6月に早期退職しました。ニート生活を経て2021年4月より底辺職をしながら細々と生きる初老クソ親父の無駄口です...

タグ:ホアキン・フェニックス

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恥ずかしながら、アカデミー主演男優賞ホアキン・フェニックスは故リバー・フェニックスの弟であることを今まで知りませんでした。。
スタンド・バイ・ミーのリバー・フェニックスが兄だったとは、、

さて、退職の日は少しずつ近づいている。
先週、大嫌いな仕事の一つである内部監査というのが終わり、一つの峠を越えた気分。
とは言え、まだまだ嫌な仕事は辞める直前まで山積みである。

私は当初4月10日を最終出勤日にする予定だった。
それは4月1日付けで後任が来るので、そこから一週間あまり引き継ぎを集中して辞めようと思ったからである。
ところが、こないだ後任は取りやめになったと上司から聞かされた。
人員の都合がつかなかったとのこと。
じゃあ私の仕事は誰が引き継ぐのかというと、嘱託で同じ課にいる62歳のジジイらしい。
そのジジイが今やってる仕事は関連会社に移管することになっている。

かなりがっかりした。
というのは、この62歳の嘱託ジジイ、性格が悪くて関係部門から苦情が来るほどだった。
そして一年程前、当時の上司から退職を勧告されていた。
でも嘱託と言えど、会社の方から解雇は出来ないらしく居座っていた。
老人のくせに会社勤めに執着したのである。見苦しい。。
上司が変わったのは、そいつに嫌気が刺したからかも知れない。

そんな奴が私の後任になる。私も甘く見られたものである。。

仕事が好きならいくら歳取っても仕事続けるのはわかる。むしろそういう人生は羨ましい。
しかしこのジジイは仕事嫌いな上にしゅっちゅう体調不良という名の仮病で休むし、戦力外通告もされている。

まだ若かったらそういう状況でも生活のために嫌いな仕事にしがみつくのもわかる。現に今までの私がそれに他ならない。
しかし62歳のジジイがそれって、そんなに生きることに執着してどうするのか。
今まで長年働いてきて、貯金は無いのか?
そんなしょうもない人生捨てて死ねよ!クソが!って言いたくなる。

他人がどう生きようが勝手だが、こういう奴は一番嫌いなタイプなので、引継ぎは最小限にすることにした。
本当は一切何も教えたくないのだが、上からの命令なので仕方なくやるが、最大限に手を抜くつもりである。

4月3日を最終の出勤にすることにしました。
その半月後ぐらいには、そのジジイが知らない仕事が出てきて、奴は怒るだろう。
こんな仕事聞いてない!って。
私はいないから知ったこっちゃない。
半年もする頃には彼は嫌気が差して退職すると予想する。
そうなれば会社も喜ぶことだろう。

私の人生に「立つ鳥跡を濁さず」という言葉は無い(笑)。悪魔に魂を売った。
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先日の土曜日に映画を見に行って来ました。
映画館に行くのは去年末にボヘミアンラプソディを見て以来、約1年ぶり。
昔は年間18本位見に行ってたのに。。
数少ない趣味の映画鑑賞が年1回って、なんてこった。。ほぼ老衰死してるのと変わらない。。

見た映画はかねてから見たかった「Joker」です。
私が見た映画の中の最高傑作の一つは「ダークナイト」だと思ってます。
その系列で、前評判も高くいろいろ物議をかもしてることもあり、期待して見に行きました。
ジョーカー役はダークナイトでは故ヒース・レジャーでしたが今回の主役ジョーカーはホアキン・フェニックスでした。どちらも負けず劣らずの怪演でした。

見終わってまず思うこと。
こんな映画を作って公開できるアメリカは凄いなぁ、こんな国にはかなわないなぁということ。
ストーリーだけでなくBGM も秀逸である。
ヘタレの日本ではいろんな批判を恐れて決して作れないだろう。
また、人生成功してる人、品行方正に生きてる人はこの映画見ても嫌悪感しか感じないだろう。
逆に私みたいな人生失敗ばかりの底辺の人、犯罪者予備軍の人、沢尻エリカなんかはこの映画を高く評価するだろう。
実際ネットの感想を見ると、自称勝ち組の上から目線の人達からは
「この映画を素晴らしいと言ってるような人は京アニ放火犯と同類」とかの書き込みが多い。

主人公アーサーがジョーカーになるまでの暗い暗いストーリーです。

簡単なあらすじ。
突然笑いが止まらなくなる、という精神障害を持ち、所謂コミュ障のアーサー。
老いた母親を介護しながらの貧しい生活。
コメディアンを夢見てピエロの仕事をしている。

舞台は荒廃してるゴッサムシティ(ほぼNY)。
仕事中に不良少年に邪魔されたり暴行を受けたり、気味悪がられたりの最悪の日々。
ある日地下鉄内で笑い出してしまい、居合わせたエリートサラリーマン3人組に因縁をつけられ暴行を受け、弾みで3人を殺してしまう。
逃亡に成功するがピエロのメイクを目撃されニュースになる。そしていつしかピエロは富裕層を成敗する正義のヒーローとして貧乏人のシンボルとなる。

アーサーのその後の人生も失敗の連続。
ピエロもクビになり、コメディーのショーに出るも出だしから笑いが止まらなくなり失敗。
また母親の秘密、自分の出生の秘密を知ってしまい、彼の暴走が本格化する。

ホアキン・フェニックスの狂気の演技が素晴らしい。彼は狂人の役が得意なのだろう。
精神障害、発達障害っぽい言動をよく表現している。

貧しい生い立ちから凶悪犯罪者になる人はだいたいこういう過程だろうなぁと想像出来る。
日本だと決して表現が許されないだろう。
アメリカでも実際これに感化された犯行が出てるとか。

ロバート・デ・ニーロは若い頃狂人役をよく熱演してたが、今回は成功したコメディアン役でジョーカーに殺される。

長くなってきたので次回に続きます。
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