先日、メジャーのフロリダマーリンズのイチローが
日米通算安打記録で、ピート・ローズを抜き世界一になりました。

世界中の誰もが称賛に価する偉業であることは間違いないですが、
自分は彼にあまりいい感情がないようである。
自分の昔書いた記事にこんなのがあった。7年も前のものです。

イチローを見てると...

どうも私は昔から劣等感が強いクソ野郎だったようだ(笑)

彼に対する黒い感情の第一はこの劣等感であることは間違いないが、
それ以外にも二つ程あります。

一つはイチローは優勝経験がほぼない(それどころか優勝争いの経験も)こと。
メジャー移籍一年目に、ヤンキースに勝てば優勝というところまで行ったが、
そこで大敗し、その後今に至るまで全く優勝争いに関わってないと思います。
(私の認識が確かならば。)

強いて言えばオリックス時代に2回優勝しているけど、日本で優勝してもなぁ。。
いくら偉大な大打者でも、優勝に全く関わっていないのは、チームの成績向上にも
ほとんど役に立って無いわけで、なんだかなぁという気がします。

もう一つは、イチロー自身はあんまり幸せそうに見えないところです。
いつも険しい表情でニコリともしないのは、彼のファッションだと思うけど、
インタビューを聞く限り、ストイックにものすごい練習を自らに課し、
常に苦しんだり悔しい思いをしたりしながらのこの成績という印象。

巨万の富を得ているが、彼に娯楽を楽しむ時間はあるのだろうか?
選手仲間とスペイン語で下品な会話を楽しんでるとは言っていたが、
もし、「現役の間は苦しみ続ける。楽しみは引退してから。」
という考えだったら、私とは全く相容れない生き方である。

そういう意味では、今は最悪の状態になってはいるものの、清原の方が
人間らしい幸せな人生のように私には思える。

努力と才能によって、成功を確信したら、その巨額な報酬を使って快楽に
興じるのが人間本来の姿である。
清原はそれが過ぎて暗黒面に落ちてしまった気もするが、
それもまた人間らしくて好感が持てる。

清原はきっと、麻薬中毒からの更生はできずに、またやると思う。
最終的には自殺する可能性も高い。
それでも、私は彼の生き方の方を支持したい。
 
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