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娘と一緒にこの映画を3Dで見てきました。
ネットではボロクソに酷評されてたけど、
アカデミー作品監督賞にノミネートされてたので(当然受賞はしなかったが)
どこかいいところがあるのではと淡い期待をして見ました。

見た感想、
これが無名監督による低予算の映画だったら、きっと高い評価を受けただろう
と思える程度にまぁまぁのものでした。
ただ娘にとっては「話がよくわからんかった」とのこと。

たしかにこれは大人向けの映画で子供にはきっと面白くない。
映画創世記に監督として活躍した実在の人物を題材に、
挫折と再生を描いたような話です。
戦前のサイレント映画なんて、子供には何の思い入れもないですから。

宣伝の仕方がいかにも子供向けファンタジーっぽくて、
明らかに戦略ミスと思われます。

雰囲気的には「ニューシネマパラダイス」や「Dr.パルナサスの鏡」のような感じ。

監督のスコセッシは今までバイオレンス満載の映画を撮ってきた人。
今回、全く趣向の違う内容をそれも3Dで作ったのは、賞獲りが目的だったのかと思ったりする。

それが見透かされて賞も獲れず酷評の嵐になってるのかな。

3Dの映像はパリの景色など、なかなか綺麗でした。
戦前の映画部分も3D化してたところはサービスか。

プラス400円は高いけど。