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映画三昧 に参加中!
お金を払って映画館で見る映画は、それなりに下調べをして見に行くのではずれはあんまりありません。(それでもたまにはずれはあります)

一方、ネットでタダで見る映画は気楽に選んでるせいか、はずれが多い。
見てるものの半分以上ははずれかも。

というわけで最近ネットで見たはずれ映画を3つ書きます。

「チェ39歳別れの手紙」
前編のチェ28歳の革命がそこそこ面白かったので、続編のこの作品を見てみたが、、、、
キューバで革命に成功したチェ・ゲバラが、その成功に飽き足らず、
ボリビアも革命しようと家族も国も捨てて、ボリビアに行く話です。
ボリビアでのゲリラ戦がドキュメントタッチで描かれているのだが、最初から最後まで成功しそうな気配は全くなく、
何もかもうまく行かないまま、最後はボリビア軍に捕まって処刑されてシエンドです。
ゲリラ戦の辛さはよくわかったが、他に何が言いたかったのか???でした。


「エンドオブザワールド」
「渚にて」、という小説が昔に映画化され、それをリメイクした作品で、テレビ用の映画らしい。
村上春樹の小説に「渚にて」が一瞬出てきたので、興味があって見てみたが、、、、
これが3時間以上というものすごく長い映画だった。
アメリカと中国の争いから、第三次世界大戦が勃発し無数の核爆弾が投下される。
その結果核汚染が蔓延し、北半球の生き物は死滅する。
映画は汚染がまだ来てないオーストラリアを舞台に、生き残った米潜水艦乗組員とオーストラリアの人々が登場する。
(つまり日本人は最初から全滅している(笑))
で、結局豪にも核汚染が来てしまい、人々はゆっくりと死んでいく。その様子を3時間以上かけて描いているだけ
という救いのカケラもない話だった。
自殺できる薬に長蛇の列ができたり、車で崖から飛び降りたり、、、
救いの無い話は好きだけど、あまりにもだらだらしすぎだった。
反戦映画としては効果あるのかも。


「ミスト」
スティーブン・キングという有名なミステリー作家の話の映画化ということで見たが、、、、
ある田舎町がタイトルのように突然霧で覆われる。
やがて突然巨大な昆虫のような化け物が大量に出現し、人間を襲う。
主人公の男は息子と一緒にスーパーマーケットで避難してる。
このままではいつか化け物にやられるという絶望感で避難民の間で内部分裂など起こる。
意を決して主人公は仲間数人とマーケットを脱出し、車で逃走する。
外では化け物の咆哮が聞こえる。
やがて車のガソリンが切れる。もう逃げ切れない。一同は自殺を決意する。
主人公が銃で自分以外を皆射殺(自分の息子も含む)した後、弾がなくなり、化け物に殺してもらおうと外に出たところ、
霧が晴れて救助の軍隊がやってくる。そこで終わり。。。
なんちゅう悪趣味なラストだ。息子殺したんだがから本人も死なせてやれよ。
ちなみに霧と化け物の正体は、「軍が実験に失敗して、異次元の扉を開いてしまった」だと。
なんじゃそりゃ。わけわからん。