タイトルの映画を前から見たいと思っていたが、
都合がつきそうにない。
仕方が無いから小説を図書館で借りて読みました。

映画の評判はもうひとつらしい、、
過去の2作品、「ダヴィンチコード」、「天使と悪魔」はいずれも秀作だったが、
インフェルノはそうではないのかも知れない。

小説を読んでみたところ、そこそこ面白かったが、
確かに前2作に比べるともう一つかもしれない。

この作品は人口爆発による人間の絶滅を危惧することをテーマにしている。
その解決策として、天才科学者がDNAを変異させるウイルスを撒き散らす。
そのウイルスに感染すると3分の1の確率で不妊になるという。
それによって人口を減らし人類の絶滅を防ぐという発想だったが、、

そんなものが解決策になるのだろうか?
だとしたら今の日本は非常に好ましい状況ではないか。
やたら多すぎる老人も、もう数十年もしたら皆死ぬ。
若者は結婚もしなければ子供も生む気が無い人が多い。
ということは数十年後の日本は人口が今の半分ぐらいの
理想の国になってるのだろうか?

少子化はある程度豊かな国でないとならないのかもしれない。
圧倒的に貧しいと、アフリカみたいにすることがないから
どんどん子供が増えてしまう。

世界中が大不況になった時こそ、この映画のようなウイルスが
必要なのだろう。

個人的には、人口調節のために戦争や、売春による性病感染が
あると思っている。
よって、戦争と売春は人間が人間である限り絶対無くならない。