人生谷あり底あり

うつ病休職歴あり、自殺未遂歴あり。 2020年6月に早期退職しました。ニート生活を経て2021年4月より底辺職をしながら細々と生きる初老クソ親父の無駄口です...

タグ:クリント・イーストウッド

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335400view001表題のクリント・イーストウッド作品を見ました。
彼の作品は絶望の中に希望があるような作品が多いですが、
この作品は100%希望という、彼にしては異色の正統派な作品でした。

南アフリカがラグビーワールドカップで優勝するという15年前の実話ですが、
そこに人種問題とネルソン・マンデラのカリスマ性をちりばめていい感じに仕上がってました。
今年南アでサッカーのワールドカップがあるからそれの景気付けで作ったのかも。

ただ、チェンジリングとかミリオンダラーベイビーに比べてインパクトには欠けます。
普通の良質な映画という感じですが、イーストウッド作にしては物足りないかも。

また、私はラグビー見るの好きですが、知らない人みたらちょっとわかりにくいかも。
最後のニュージーランドとの決勝戦は退屈かも。
事実通りに作っているので、この決勝戦はトライなしのキックでの得点のみの試合でした。それでも演出でめいっぱい盛り上げて作るところはさすがです。

マット・デイモンがキャプテン役で出てます。
彼は知的かつフィジカル系の役が似合いますね。
彼主演の「ボーン・アルティメイタム」は自分が見た中でも最高の映画の一つです。

ちなみに日本の話題も一瞬出てきます。
決勝の相手NZが日本戦で145点取って歴史的大勝してるという事実を知って、
マンデラが「それは1試合の得点か?」と驚くシーンです。

日本にとっては屈辱でしたが、あれから15年経た今も日本とNZの
ラグビーの実力は開くことはあっても縮まってません。
にも関わらず、あろうことか2019年には日本でラグビーワールドカップが開催される予定。
(ラグビー人気ないから誰も知らないだろう)

開催国が全敗するという前代未聞な事態になるかも。
そのころ、自分は見たくても生きてないかもしれないが。

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df6525a7.jpe半年遅れで公開されてるこの映画を、近所のボロイ映画館で見ました。
前評判が非常に高くて、シネコンで公開されてた時に見逃したので、期待して見ました。

期待がちょっと大きすぎたようで、たしかに悪くないんだけどこじんまりとまとまった佳作という感じでした。

クリント・イーストウッドの俳優としての最後の作品ということで、彼のプロモーションビデオかのようにずっと出ていました。
でもクリント・イーストウッドが一番似合う役でした。
俳優引退宣言といい、自分を客観的に見ることのできる人なのでしょうね。

話は、韓国に従軍したことがある頑固で怖い老人(イーストウッド)が、隣に越してきた家族(ラオスから移民したとか)とのふれあい
特に気の弱い、いかにもいけてないアジア男という感じの少年とのふれあいを描いたものです。
少年には同じ民族の不良グループ(リーダーは従兄弟らしい)につきまとわれ、そいつらとのいざこざがあったりして、
最後老人に悲劇が訪れるという終わり方でした。そのわりにはハッピーエンドっぽい雰囲気で終わります。
これは「チェンジ・リング」にも似た感じがあります。
「ミリオンダラー・ベイビー」は本当に悲しいエンディングだったけど。

頑固老人が徐々に心を開くという演技はさすがでした。
それにしても不良達がみんな銃持ってる地域なんて、よく住んでられるなぁと思う。

グラン・トリノとはフォードの車の名前で老人が持ってる車でした。
最後はアジア少年に引き継がれます。
グラン・トリノの歌まで最後にイーストウッドが歌ってました。
よっぽどこの映画には思い入れがあったのではないかな。

今年見る映画はこれで12本目だけど、良かった映画はこれを含めて4本ぐらいかなぁ。

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