人生谷あり底あり

うつ病休職歴あり、自殺未遂歴あり。 2020年6月に早期退職しました。ニート生活を経て2021年4月より底辺職をしながら細々と生きる初老クソ親父の無駄口です...

タグ:きのう何食べた

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ついに10月になってしまった。会社で言う下期だ。
今の底辺職では下期が始まったなどということを認識する必要は全く無いけど。
ほとんど給料タダみたいな淡々とした仕事にもいい加減嫌気が差して来て、辞めることを考え始めつつある。
でも辞めると住むところが無いんだよなぁ。。

さて、先日の休日、出来心でプラネタリウムに一人で行きました。
それも天体ショーを見るんじゃなくて、クイーンの曲と映像を見に。
有楽町にあるプラネタリアTOKYOというところで。

そんな物をどうやって知ったかというと、
他人様のブログを見て知りました。
50代女性の九州在住の人のブログでしたが、その人はピンク・フロイドが大好きみたいでその曲のドーム形映像(全天周映像というらしい)を福岡に見に行って感動したという記事があった。
東京では10月までやってて羨ましいとも。

そんなのがあるんやと思って検索すると確かに有楽町でやってる。ピンク・フロイドは売出し即完売だったとかでアンコール上映らしい。
さらにそれと並んでクイーンの上映もされていた。
これも2019年に上映されたもののアンコールらしい。

ピンク・フロイドは正直あんまり聴いてなかったし興味も無かったが、クイーンは好きだった。
というわけで怖いもの見たさでチケットを買ってしまいました。
何故怖いもの見たさかというと、チケット代が2600円もするのです。上映時間は80分で。
(ちなみにピンク・フロイドは45分で同じ値段。よっぽどマニアが多いのだろう。)
金をドブに捨てたという結論になる覚悟をしつつ、これも経験ということで。。



行ってみると客層は予想通り私と同年代ぐらいのジジババが多い。老人ホームの会合みたい。ほぼ満席だった。
本編はいろんな曲を流しながらライブ映像やPV映像や、空を中心とした風景や幾何学模様等のイメージ映像が流れるという、予想通りのものでした。
天文学者でもあるブライアン・メイが制作に関わってるそうだ。
デビットボウイとの共作アンダー・プレッシャーが流れた時は懐かしくてちょっと嬉しかった。
もうふたりとも鬼籍だが。
幾何学模様が催眠術みたいで、途中数十秒寝たかも知れない。

というわけで値段だけの価値があるかというと、見る人の思い入れにもよるのでしょう。
私には高かった。。
でも、YesとかGenesisとかで同じ企画があったらこの値段でも見るだろうなぁ。
それこそピンク・フロイドファンと同様、ファンだったので。
マニアック過ぎて需要は無いと思うけど。。

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上演前の天井はハロウィン仕様の風景でした。

ちなみに本来のプラネタリウムも当然やってて、東京の孤島を舞台にした、あの広末涼子ナレーションの天体ショーなんかもあります。
コニカミノルタが運営するプラネタリウムで関東には4箇所程ある。

有楽町の同じ階には映画館も近くにあって、そっちはやたら人が多かった。
どうも「君たちはどう生きるか」を見に来た人達らしい。
この映画、絶賛する人と酷評する人と二分されてるそうですね。

昨夜テレ東で「劇場版きのう何食べた」をやってたそうで、後で気づいた。
見たかったなぁ。。

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先週は大雨とかもあって涼しかった。
秋は近いのかな。
しかしまた暑くなるらしいが、、
先日は気温の変化に体が付いて行けなかったのか(もう老人やし)仕事中頭痛に襲われ、帰宅時は五反田駅のホームの椅子で30分ぐらい寝てました。(寝転んではないですよ。)それで座れそうな電車が来るまで待ってたという。。

ラグビーワールドカップは、ちと厳しくなりました。
次サモアに負けたら次回ワールドカップは予選からになってしまう。アルゼンチンにはたぶん負けるから。
格上相手だが、なんとか頑張って欲しいものです。

MLBは藤浪や前田は地区優勝してプレーオフに行く。
鈴木誠也もプレーオフ目指して活躍中。
大谷は何を思う。

人生通してテレビ人間(テレビの奴隷と言っても良い)の私は、長年Gyaoというサイトで海外ドラマを中心に視聴を楽しんでいたのですが、それがこの春に終了してしまい、生きる楽しみの何割かを失ってしまった。
仕方なくAbemaやTverで日本の番組の見逃し配信や、たまにある海外の有名な映画を見たりしてます。

最近終わった夏ドラマは珍しく2つも通して見ました。
「ハヤブサ消防団」「VIVANT」です。
途中まで「最高の教師」も見たが、ノリについて行けなくて挫折しました。

VIVANTは評価が高い話題作でした。
金がかかってそうなロケや派手なシーン等、従来の日本ドラマらしくない展開でそこそこ面白かった。
テロが関係するということで、昔見た海外ドラマの24とかホームランドとかを懐かしく思い出した。
そういうのに比べると鼻くそレベルのVIVANTだが、久々にドラマを見たという感じでした。半沢直樹以来かな。

話の内容はハヤブサ消防団の方が面白かったかも知れない。
池井戸潤だけど金融の話は出てこない。
田舎の村を支配しようするカルト宗教と主人公含む村民が戦う話でした。
暗に旧統一教会を強烈に批判してる内容だったかなと思う。
カルトは潰しても、必ず新しい後継者が出てくるというエンディングも現実的で良かった。
そう言えば、NHKが「危険なささやき」という、旧統一教会の悪事をドラマで再現する番組があり、旧統一教会が放映を中止させようと暴れたらしいが、結局放映されたんだろうか。。

「ミステリーという勿れ」という映画が最近公開されるのに合わせて過去のテレビドラマシリーズがTverで見れたのだが、それが上記2作より面白かった。
菅田将暉演じる大学生の主人公がいろんな難問を解決するという話だが、人間の闇や日本人のレベルの低さをズケズケと指摘するパターンがよく出来ていた。
原作は漫画で田村由美という還暦ぐらいの女性らしい。
ネットによると、この漫画のテレビ化されてない話も、この人の他の漫画もストーリーがよく考えられてて面白いらしい。
いい年のじじいが漫画を買って読む勇気は無いが、いつか一人暮らしになったら、全巻を買って読んだあとメルカリに売ろうかな、とか思ったり。。
ちなみにこのテレビ版では、
父親に性的虐待されてる少女が、多重人格になって自殺しないよう自我を守る話(女性は門脇麦)や、親から虐待を受けてる子供を救う為に親を放火殺人して回る「炎の天使」と自称する男達の話
等が印象的でした。

秋のドラマはとりあえず「きのう何食べた?」は見るつもり。

やっぱり海外ドラマが見たいなぁと思う今日この頃。
もちろん金さえ払えばNETFLIXやHuluとかでいくらでも見れるんだけど、元取れるほど見る時間が無いし。

と、相変わらずこんな空虚な日々を過ごしています。

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10連休は遠い遠い過去のことになりつつあります。
連休中にしたことと言えば、

犬と戯れてた
私の退職のことで妻と罵り合いになり、別れを決意した
ネット動画を見てた
本を読んだ

それぐらいです。。

ネット動画はこんなのを見てました。

ホームランド 2nd season(イスラムテロがテーマの米ドラマ)
ウォーキングデッド 2nd season(言わずと知れたゾンビモノ米ドラマ)
ダイヤのエース act2(テレ東の高校野球アニメ)
きのう何食べた?(テレ東のドラマ)
サイレントヒル(日本のゲームを欧米で映画化。オドロオドロしいホラー)

きのう何食べた?は、40代ゲイカップルが主人公で料理するドラマで、深夜食堂並に見てて落ち着くドラマでした。とは言え、私はグルメでもなく、ましてやゲイでも無いですが、、

そして読んだ本は表題作です。

世界的ベストセラーであるこの本が図書館で順番が回って来ました。
作者は私より8つ程年下のイスラエル人。
そういえば「ザ・ゴール」という生産効率のことを小説風に書いたベストセラー本もイスラエルの物理学者が著者だった。20年位前に読んだ記憶が。
イスラエル人って、頭が良いんだなぁ。

さて、サピエンス全史上巻は、誰もが絶賛してるので期待して読みました。
確かに興味深く、面白いと思えるところも多かったですが、ダレたところもありました。
(帝国主義の話で過去の世界の帝国を長々と説明してるが、歴史に興味ない私には読むの苦痛だった。。)

とても興味深かったのは、認知革命と農業革命の話でした。
ホモサピエンスが1番幸せだったのは狩猟採集生活をしてた頃だった。
必要な時に必要なだけの獲物や植物を取って食料にする生活。
ストレスも少なく、寿命も比較的長かったそうな。
子供の死亡や環境による食料不足等で数は増えなかったようだけど。

やがて認知革命により、サピエンス(=人間)は虚構の世界を信じることにより見ず知らずの多数が協力する術を身につける。
虚構の世界とは、神話や宗教、今では会社、国、金等。
全ては何の実態も無いインチキなものなのに、そんなものを信じられる生き物はサピエンスだけとのこと。

おかげでサピエンスは協力して大形の生物を次々と絶滅させる悪魔となった。
トドメは農業革命。
誰かが穀物を育てることを思いついたらしい。それ以降サピエンスの数は激増していく。
しかし、それまでの気ままな狩猟生活と違い、田畑を守る為に移動できない。
害虫や災害から守らなければならない。
というわけで常に農業を気にかける羽目になり、ストレスから来る病気や早死にが増えたそうな。
これを、「サピエンスは小麦の奴隷になった」と表現していた。
それなら狩猟生活に戻れば良いのだが、農耕生活が長すぎて狩猟生活を誰もが覚えてなかったということらしい。

今で言うと、人間は完全に金の奴隷ですね。
そのせいであらゆる人間は人生のほとんどを苦しみの中で過ごしています。
そしてその生活から戻ることはない。

でも、種族保存の観点から見ると、固体数を増やし続けてる人間は成功してると言える。

同じ理由で食用等に利用される牛豚鶏等も人間によって激増してるので成功。
実態は、食用牛なんか生まれてからずっと自分の体と同じ程度の狭い囲いに閉じ込められて、初めて広いところを歩けるのは出荷される時。
まるでサラリーマンみたい。彼等も死んで初めて救われたりするしな、、
うちの犬だって、自然界には存在しないトイプードルという種を人工的に創り出し、ましてや子宮摘出手術して子供産めないようにしている。。
人間、いや私はほんと悪魔だなぁ。。絶対地獄に堕ちるわ。

というわけで、この本は人間の歴史を情緒的な観点で書いている。
人間万歳ではなく、結構存在を否定して蔑んでいるところに好感が持てる。

下巻も近いうちに借りるので、どう展開されるか期待することにします。
人生自体が虚構で、サピエンスは絶滅するフェーズに入っている。
という結論だったら良いのに。
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