3月末頃は暖かくなってこのまま春になるかなと思ったら、4月は冬の寒さの上に連日の雨です。
この天気は何かを象徴してるよう、、

3つ前の記事にこんなタイトルを付けてました。



また、1つ前にはこんな文章も

 会社バックレた奴は未だに来てない模様。
 このまま欠勤して今月末で退職だろうな。
 無断欠勤続けたら懲戒解雇で退職金出ないんじゃ無いかな。
 他人事だからどーでも良いけど。

その後の事実を知ったら、非常に気不味いことになった。。

前回の記事を上げた数時間後に本社に呼ばれた。
不況だからマンション管理から手を引いてみんなリストラ、とかかなぁと期待したが、知らされたのは上記の彼が亡くなったということでした。
亡くなったということだけで、それ以外の会社のコメントは一切無し。

人事異動通知の直後にいなくなって、その後亡くなったということだから、異動が理由の一部または大部分による自死の可能性が高いと思われる。

しかし腑に落ちない。
仕事が辛くて逃げられなくて死ぬというのはありがちだが(失敗したが私もそうだった)、彼は異動先に行く前にこんなことになっている。

考えられるのは、彼は自分の仕事に誇りを持っていて、いずれはそこで課長、部長になると思っていたのに、何も評価されずに別部門に異動になったことに絶望した。というところか。
年下がどんどん管理職になっていることも気に入らなかったんじゃないかという話もされてた。

死者に鞭打つことはしたくないが、正直彼は仕事が出来ない人で、多くの人がそう思っていた。
出世なんかあり得ない。
しかし当の本人はそんな認識は全く無く、異動に憤って部長に抗議したらこの残酷な事実を知らされたのだろうか。

だとしたら認識が甘すぎる。そんな自己評価が異常に高い人は何をしても上手くいかないだろう。
彼は独身だったから、会社の仕打ちが許せないなら辞めれば良いだけなのに。
怒りのあまり錯乱してしまったのかな。
それともプライベートで深刻な悩みがあって、たまたま異動がトリガになったのかな。

何も死ぬことは無かったのに、と思う反面、私みたいに失敗することなく死んだ彼は偉いなという気持ちもある。
日本で仕事が出来ない男は、大金持ちかヒモでもない限り、生きる術は無い。
私もそうだが、そんな奴は生まれてくるべきじゃないんだと思う。

悪意は無いとは言え、異動を判断した部長は間接的な人殺しのくせに今ものうのうと仕事を続けている。
自分がこの部長の立場だったら辞めるけどな。。

4/1付けで彼の後任となる女性が採用されて今日顔合わせした。
まさか前任者が自殺したと知らずに。。

前の会社にいた時は、でかい会社だったから年に1人位はどこかの部署から自殺者が出てたが(2年連続でブラック企業大賞を受賞した)、こんな仕事で関わりの多かった人の死は初めてである。

妻との会話でも
「会社で総合職のくせに使えない奴がいて、異動通知されてから会社来なくなったんや」
とか話題にしてたことがあったのだけど、この末路は決して妻には言えない。
あの人どうなった?とか聞かれてもしらを切ろう。

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