すっかり仕事も始まってしまいました。
前の仕事の時は、大型連休の最終日なんかは世界の終わりな気分で死にたくなってましたが、今のストレスも給料も少ない仕事ではそれほど辛くは無い。
なんていうことは無く、楽な仕事であってもやっぱり休みが終わるのは絶望です。
仕事自体もそうだけど、朝早く起きて寒い中電車に乗って移動するだけでも辛い。

それだけ辛いと思うほど実家では怠惰を極める日々を過ごしてました。
老母が高齢にも関わらず、まだ元気なのをいいことに上げ膳据え膳だったし、起きてる間はずっとファンヒーター付けてたし、実家にいる間はずっとゴロゴロダラダラ。本を読んでは寝転び、録画してたテレビ番組を見ては寝転び(リアルタイムで見たい番組は何一つ無かった)、人間としての機能を何一つ使わない日々でした。

こんな毎日が私の理想とする生活だろうか。。
実は近い将来母親が亡くなるか施設に入ったら、実家にひとり移住して、当然仕事なんか辞めて引き籠り生活を満喫しようと目論んでいた。
しかし、その予行演習のような生活は所詮この程度、楽しいどころか軽い鬱のようになってしまった気がします。

その理由の一つに、
暇つぶしに図書館に行って内館牧子の本を借りて読んだことが考えられます。
横綱審議委員会してたばあさんですが
老害3部作とか言われてる
「終わった人」「すぐ死ぬんだから」「今度生まれたら」
どれも面白くてすぐ読めたんだけど、余韻は何も残らなかった。。
どれも主人公には全く共感できず、「終わった人」の主人公なんかは東大卒エリートサラリーマンだったし。
3つとも結局は仕事したり人の役に立ってのみ生きる意味がある、みたいなうんざりするような結論でした。
うんざりするけどもきっとそれが真実なのだろう。
人の役に立つ能力は皆無だし、働くことは何よりも嫌いな私は生まれてきたことが間違いだった。。ということはもうだいぶ前から感じてはいたが。
終わった人になったのは11歳頃でした。

もう一つ鬱になった原因は、WBCの登録選手の一部が発表されたというニュースを見たこと。
WBCとは、野球のワールドカップのようなもので今年6年ぶりに開催される大会のことです。
これについてはまた書きます。

休み中、唯一人に会ったのは前の会社の友人ひとりだけ。
お子さんがまだ小学生なのでまだまだ頭脳労働を続けるようです。
私みたいな雑魚とまだ会ってくれるのが有り難い。
その友人の車で最上稲荷に行きました。
ペットの御守を買った。
家族はそれぞれ自分でどうにかしたら良いし。

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