正月の気分も無くなり、一般の人達は仕事に勤しんでいることでしょう。
コロナ大爆発の昨今、こないだの3連休で特筆すべきは大学ラグビーの決勝で天理大が優勝したことかな。
関西の大学が生きてるうちに優勝するとは思わんかった。
平尾の同志社以来だとか。。
ラグビーに興味無い人にはどうでも良い話です。

私は職業訓練学校に電車で約1時間かけて通う毎日が始まりました。
電車の混雑ぶりはコロナ関係なしです。さすが東京。
訓練学校は自分で予想してたよりは大変そうな雰囲気でちと憂鬱です。
まだ始まったばかりですが。。

学校のことは後日気が向いたら書くとして、年末年始実家で究極的にダラダラ過ごしながら読書しました。
今回は備忘録代わりに読んだ本のことを書いてみます。
よって、クソつまらんです。。

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家族じまい [ 桜木 紫乃 ]
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図書館で母が予約して借りた本を読後読ませてもらったものです。
母は年齢のせいで、認知症が出てくる作品に興味があるようです。
この小説は認知症になった老女を中心にそれに関わってる娘、姉等の視点で時系列に書かれた小説。
リアルによく書かれた作品に思えます。
二世帯住宅を建てて親と住もうと奔走しながらアル中になっていく娘の章が一番リアルでした。
親や配偶者や兄弟が認知症になるといろいろと大変ですが、大変な本当の理由は周りの人間たちの人格の悪さなんじゃないか。ある程度の年齢になったら、そんな家族関係は捨てなさい。というメッセージがタイトルに繋がっているように思える。

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エンド・オブ・ライフ [ 佐々 涼子 ]
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これも同じく母が読んでたベストセラー本で、終末医療の現場を取材したノンフィクションです。
読みやすかったが、読んだ後あまり残るものは無かった。
話の軸はある介護師の仕事ぶりと、その本人が末期癌になり逝去するまでの詳細です。また筆者の母親も末期癌でそれを介護する父親と母の逝去も書かれている。
正直、そういういい話は読んでもあまり響かない。
取材したケースの中には不幸なまま解決してないものもあり、(激痛が治まらない為、患者が首吊り自殺した等)そういう話の方が現実的で興味深かった。

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影法師 (講談社文庫) [ 百田 尚樹 ]
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図書館で見つけて借りた本です。これは逆に読んだ後母に貸したが、母も面白いと言ってた。
百田尚樹という人は異なるいろんな分野の小説を書いている。そういう才能は天才的である。外見と性格は最悪ですが。。
武士の出世と友情の話です。東野圭吾の容疑者Xの献身にもにたような自己犠牲の話であっという間に読めました。
いつか映像化されそうな気がする。もしかして知らないだけでもうされてたりして。

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人魚の眠る家 (幻冬舎文庫) [ 東野圭吾 ]
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その容疑者Xの献身の作者東野圭吾も、間違いなく天才だと思います。
これはだいぶ前に映画化されてて、話の筋もある程度知ってたが、改めて小説を借りて読んでみた。
東野作品にしては完成度はもう一つかなと思った。
娘を事故で失った母の狂気の描写はなかなかである。
脳死しても筋肉に電気刺激を与えて肉体を動かし続けると身体は成長するという話は、本当かどうか不明だが、興味深い。
臓器移植のことも考えさせられる。
自殺する人の臓器を移植に回せたら良いのに、、と思う。



最後に、これはまだ読んでる途中です。
世界的に有名な古典の金字塔と言うことで、若い頃一度読もうとしたが、たぶん挫折した。
暇に任せて半年程前から再度読み始め、現在5巻中4巻の途中です。
私が宗教に興味が無いせいか、あるいは馬鹿なせいか(たぶん後者)、何が面白いのかさっぱりわからない。。
主人公はたぶんカラマーゾフ3兄弟の末っ子アリョーシャだと思うが、このアリョーシャ以外の登場人物の台詞が、皆頭おかしいとしか思えない程クドクドと長たらしくて、読むのを挫けそうになる。
ドストエフスキーって、他の小説でもこんな調子なんだろうか。。
最後まで読めるかどうか不明ですが、苦行はもうしばらく続く。。

というダラダラ生活でした。
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