先日、日本中が騒然となったニュース。
落ち着いてきた今頃になって書いてみる。

今日本女子水泳界で間違いなくトップにいる池江璃花子選手18歳。
来年は自国東京での五輪でメダルが期待される。
そういう時期に最悪のタイミングで白血病が発覚。。
神も仏もいないとはこの事か。。

若い美人が癌で早世したのは夏目雅子や、最近だと小林麻央が思い出される。
夏目雅子の時は私は高校生だったが、ショックだった。

医学に疎い私は、白血病の治療が成功したとしてどの程度の期間かかるのかはわからないけど、少なくとも東京五輪には間に合うまい。
良くても2024年の五輪だろう。それも完治して練習再開して完全復活出来ればの話。

池江選手本人はSNSで応援に対する感謝等を気丈に綴っているようだが、本人が書いたかは定かでない。
彼女の無念を思うと胸が締め付けられる。。
なんせ娘より若いんだから、、
私が何をしたの?って叫びたいだろうなぁ。。

国内では中学生の頃から第一線にいた彼女は、多分物心付いた時からずっと水泳漬けだっただろう。
それに楽しさなどあるわけもなく、ただただ苦痛と忍耐だっただろう。
それでも世界のトップを目指すため、楽しみは引退後に取っておこうと頑張ってきたのだろうと思う。

女子柔道メダリストの松本選手が引退会見で
「柔道の無い生活がこんなに楽しいとは!」
と言っていたが、きっとアスリートを引退した人は皆同じことを思うのだろう。

池江選手は楽しみを全く経験しないまま人生が終わる可能性すらある。
赤の他人ながら、治療がうまく行って完治することを祈ります。

もし自分が彼女の立場だったら、たとえ完治しても水泳はやらない。
いつ再発するかもわからないのだから、辛いことは一切辞めて楽して楽しむ人生に集中する。
もし娘が彼女の立場だったら、完治しても水泳は辞めさせる。
周りの期待などクソ食らえである。

病気と寿命だけはどれだけ金があっても防げないんだと痛感する。
それ以外のあらゆることは金で解決出来そうだけど。。