過去に何度か書いているが、
私の仕事は会社の売上に一銭も貢献していない。
そういう仕事しか出来ないからである。
その、どうでもいい仕事の1つに職場安全衛生というのがある。
見るからに無意味な仕事である。

だが、そういう仕事している人は世の中に結構いるらしい。
中にはそれだけを仕事にしている人もいる。

もう1ヶ月程前になるが、職場安全衛生の研究発表会というのが尾道市であり、本来は別の人が聴講に行くはずが、その人が病欠してたので自分が代理で聴きに行くことになった。
広島県内のいくつかの会社がプレゼンしてたが、ほとんど寝てました。(笑)

その後特別講演として、水沼四郎氏が登場した。

水沼氏というと、年配のプロ野球ファンなら誰でも知っている。
約40年前の広島カープが強かった頃の正捕手である。

御年70歳の水沼氏は、約10年前に脳梗塞で倒れ、死にかけたそうである。
必死のリハビリで回復し、今は片足の動きが若干鈍いが、日常生活は送れているとのこと。

彼の講演90分の内、その病気の話は15分程で、後は全部野球の話だった。(笑)
それが、私の年代の野球ファンにはドンピシャの面白さだったので、備忘録代りに講演内容を記録しようと思います。

私は父親の意向で12歳になる前に、私立中学受験の塾に行かされた。
それ以降今に至るまで、ずっと落ちこぼれの辛い人生を送っている。
まだ人生が暗転する前の11歳の時に江夏の21球で有名な広島vs近鉄の日本シリーズがあり、鮮明に覚えている。
その時全盛期だった水沼氏。
この日本シリーズを中心に話が展開されました。

つづく