もうすっかり夏である。
先週末2,3日はとても涼しかったが、すぐに暑さが戻ってきた。
エアコンが全開の日々です。

また高校野球の予選も真っ盛りである。
先日スポーツ新聞の一面見出しは表題の文でした。

高校野球の一時代を築いたPL学園の野球部が予選の初戦で敗退。
これを以って野球部の歴史に幕を閉じたということである。

昔はあまりにも強かったので、まるで平家の没落のような感慨があります。

特に私のような、高校野球を一番見てた時代に初優勝から全盛期だったので、
私世代の高校野球好きは、皆PLの校歌を覚えている。

生まれてはじめて野球を生観戦したのは大阪予選の準決勝で
PL対北陽だった。小3ぐらいの頃。
この試合でPLは負けたのだが、この頃からオーラはあったように思う。

その翌年に西田ー木戸のバッテリーで甲子園初優勝したのは、克明に覚えている。
ほぼ全試合をテレビで見ていた。
準決勝決勝は連続して神懸かった逆転だった。

その後、小早川を擁してベスト4、吉村、西川を擁して優勝など。
出場すれば基本的に優勝候補だった。
今だと大阪桐蔭がこれに若干近いか。

その後、池田の黄金時代を終わらせた桑田清原が1年の時から、
強さが完全に定着したと思う。

最近の高校野球はあまり見れてないが、歴代甲子園出場チームで最強は
恐らく松坂のいた横浜。その次は79年頃の箕島。
これに続くのは桑田清原1年時のPL、立浪のいたPL、桑田清原3年時のPL。
そんな感じかなぁと思う。

不況でPL教団はもう虫の息らしいので、そのうち学校は閉鎖されるだろう。
もうあのユニフォームも応援団も見ることは無い。

宗教系の学校は特待生をスカウトしたりするから基本的に野球は強い。
今春を制した智弁学園もそうだし、天理や智弁和歌山、創価、
仏教系では上宮、東山とか、平安もそうだろうか。
創価以外は関西しか知らんけど。

信者数から見ると、創価なんかやりようによっては
PL並の一時代を築けるかも。公明党大嫌いだからしてほしく無いけど。

というわけで、また一つ若い頃からの思い出が消えて行き、
こうして老化、人生のフェイドアウトが進んで行くのだろう。
 
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