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こないだ会社の忘年会がありました。
課長級以上がほぼ強制参加の憂鬱なイベント。
今年は深刻な品質不具合問題が発生したせいで、多くの人が
客先出張中で不参加、若干こじんまりとしたものだった。
とりあえず嫌なことが一つ終わった。

課長と部長は翌日ゴルフ大会だそうで、
まるで昭和時代のような会社です。
ちなみに課長も8割位は年下だった。

さて、こないだ管理職対象に、QCサークル関係の外部講師による
講演があった。
QCサークルとは、過去にも書いたように、トヨタを中心として
製造業企業で強制されている無意味な品質改善の小集団活動です。
そういう無意味な講演なので、管理職は誰も生きたがらず、
管理職でもないのに人数合わせで聞きに行かされました。

そういうわけで、あまり聞く気もなく聞いていたが、少し印象に
残った話は、、
リーマンショックで技術系企業は皆大打撃を受けたが、
自動車系企業はその後復活したのに、家電系メーカーは何故いつまで経っても
浮かび上がれないのか?
その理由は品質対策に対応する能力が明らかに違うとのこと。
要は社員の人間のレベルが全然違うという身も蓋も無い答えだった。
長男が世界一の自動車会社に内定した姉が聞いたら喜ぶだろう。。

たしかにシャープや東芝の最近の報道見てたらその通りと思う。
シャープに至っては、半導体メーカーと同じように没落するだろうなと思う。
亀山工場周辺にある貸しアパートは9割が空き家らしいし、
尼崎に建てられた液晶関連の工場は稼働2年で操業ストップしたとか。
私が前にいた会社と同様、どう見ても没落する企業である。

下町ロケットのドラマは、製造業を称賛するような内容だけど、
それは銀行出身の作者の思いやりによるものだろう。
実際の製造業は闇ばかり。
ドラマのように技術職と営業、経理が皆協力しあうということはまずない。
技術職と事務職が交流することはない。
特にメーカーの事務職は本当は商社等に行きたかったが、受からなかった
人達だし。

やはり株やFX等の資産運用を上手いことやってその運用益で
生きて行く方がどう考えても健康で文化的な人生だと
つくづく思うのだった。