ブログネタ
日々のこと に参加中!
「スゴ〜イデスネ視察団」というテレビ番組があります。
めったに見ないけど、数回見たことがある。

日本のいろんな産業の現場に海外の専門家が視察に来て
コメントをするという番組。
たいてい、海外の専門家が日本を絶賛して、出演者がそれを見て
悦に入るといううんざりするような番組です。

最近、日本を褒めちぎる外人が多く、それを見てまるで自分が優れている
かのように嬉しがるバカな日本人が非常に多い。
日本人のこういうところに嫌悪感を感じます。
結局欧米への圧倒的な劣等感が根底にあって、この呪縛から解放されるには
まだ数千年はかかるだろう。

で、この番組で医療現場を視察する回をたまたま見ていた時、
医療機器にいちいちテプラで注意書きが書かれているのを見て
ドイツの専門家が
「日本人はこうやっていちいち表示しないとわからないのですか?」
と、質問していて拍手したくなった。
もっとも、その頃ドイツで看護士が患者数十人を殺すという事件が発覚
してたので、(お前が言うな!)とも思ったけど(笑)。

テプラと言えば、自分の勤務先も無数のテプラがあちこちに貼ってある。
実験装置の置き場所にその装置の形名のテプラがあるのはまだ合理的で
わかるが、いろんな注意書きも貼られている。
「高温注意」「感電注意」ぐらいならまだいいが、「製品直置き禁止」とか
「整理整頓」とかのテプラを見ると(子供か!)と言いたくなる。。。

これには理由があり、製造場所では定期的に安全パトロールという、
偉い人が職場を巡回して、安全対策の不備を指摘するというイベントがあり、
これで指摘された事に対する対策としてこういうテプラを仕方なく貼って
安全対策の言い訳にしているという側面があります。

結局安全対策もしているというフリをするために、センスのないテプラが大量に
貼られているのが、実情。他の会社も似た状況なのかな、、、
ちなみに売上に関与しない仕事のみ複数受け持ってる私は、設計部門の安全衛生
の取り纏めも担当させられていて、こういう指摘に対する言い訳を書く役目も
あります。極めてやりがいの無い仕事です。
(やりがいのある仕事なんてないけど)

おかげで他社の人にははずかしいからできるだけフロア内には入って欲しくない。。