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タイトルがダサいのですが、表題の小説を読みました。
著者は葉間中 顕という自分より8歳も年下の人。
こんな若い人の本を読むのは初めてかも。
ネットで評判が良かったので、図書館で借りて読んでみました。

読んだ感想。とても面白かった。
でも、漫画を読んだような面白さで、余韻が残らない。
村上春樹、東野圭吾、湊かなえ、百田尚樹、そのあたりの要素を
取り込んで混ぜたような感じでした。

普通の罪も無い女性が、生活環境の不運によってどんどん堕ちていく話でした。
毒母、父の失踪、生保レディになって自爆、枕、風俗で働き、
ホストのヒモになって、保険金殺人を繰り返し、、、
というような話。

この不況の格差社会では、普通の女性でもこんなことになりえる。
といいたいらしいが、そんなわけはない。
普通の女性が枕営業はしないし、まして風俗勤務は絶対無い。
これはそうなって欲しいという作者の願望に過ぎず、読んでて若干醒める。
とは言え、そういう設定が自分も好きだから読んでいるんだけど、、、

ただ、ホームレスを囲い込む暴力団組織の存在や、保険金殺人の手口は
なかなかすごく、本当にこんなことは行われてるんだろうな、と思う。

文章も読みやすくスラスラと読めてしまった。

同作家のデビュー作「ロスト・ケア」は介護企業コムソンが破綻に至る不正
を題材にした小説でこれも高い評価を受けているようである。

というわけでまた図書館で借りて読んでいるところ。