表題の本を読みました。
4月からはNHKでドラマ化されます。
来年は映画化も決まっているようです。
図書館で予約してて、回ってくるのはずっと先だと思っていたのに、
予定より早く回って来てしまった。
資格試験の直前のこの時期に。
これを読んでしまったばっかりに、資格試験は諦めることにしました(笑)
一応受けるけど。。
「半落ち」「クライマーズハイ」などで有名な横山秀夫の作品。
面白いのは確かだけど、警察内部という特殊な舞台の話だけに、主人公の独白調の説明がやたら多い。
小説の半分ぐらいはそれかも。
それを読むのは若干かたるいが、それを読まないと話の面白さもわからない。
タイトルの64というのは架空の事件で、昭和64年の約一週間の間に起きた誘拐殺人事件のこと。警察のミスで犯人を獲り逃がし、誘拐された少女も死体で見つかるという最悪の事件だった。
話の舞台はそれから14年後ぐらいで、
主人公の広報官、64事件の遺族、64事件の真犯人、64事件で致命的ミスをした警官などが入り乱れて再び64事件と酷似した事件が勃発して、主人公にも深い悩みがあって、、、
等々読み応えのあるものでした。
主人公には娘がいるが、顔が不細工であることを悩み家出をする。
母親(主人公の奥さん)が美人であるために、娘は母親を心底憎んでいる。
主人公の警察としての仕事は一応の決着を見るのだが、失踪した娘は最後まで見つからないまま話は終わる。
そこが現実的で哀愁が漂い、いい感じの余韻がありました。
醜く生まれてしまった女性のやるせなさというのは、生まれつき仕事の能力が欠落している自分と重なるような気がした。
テレビドラマはもうすぐNHKでピエール瀧主演で、映画版は佐藤孝市主演で
あるらしい。佐藤は明らかにミスキャストだと思うが。
4月からはNHKでドラマ化されます。
来年は映画化も決まっているようです。
図書館で予約してて、回ってくるのはずっと先だと思っていたのに、
予定より早く回って来てしまった。
資格試験の直前のこの時期に。
これを読んでしまったばっかりに、資格試験は諦めることにしました(笑)
一応受けるけど。。
「半落ち」「クライマーズハイ」などで有名な横山秀夫の作品。
面白いのは確かだけど、警察内部という特殊な舞台の話だけに、主人公の独白調の説明がやたら多い。
小説の半分ぐらいはそれかも。
それを読むのは若干かたるいが、それを読まないと話の面白さもわからない。
タイトルの64というのは架空の事件で、昭和64年の約一週間の間に起きた誘拐殺人事件のこと。警察のミスで犯人を獲り逃がし、誘拐された少女も死体で見つかるという最悪の事件だった。
話の舞台はそれから14年後ぐらいで、
主人公の広報官、64事件の遺族、64事件の真犯人、64事件で致命的ミスをした警官などが入り乱れて再び64事件と酷似した事件が勃発して、主人公にも深い悩みがあって、、、
等々読み応えのあるものでした。
主人公には娘がいるが、顔が不細工であることを悩み家出をする。
母親(主人公の奥さん)が美人であるために、娘は母親を心底憎んでいる。
主人公の警察としての仕事は一応の決着を見るのだが、失踪した娘は最後まで見つからないまま話は終わる。
そこが現実的で哀愁が漂い、いい感じの余韻がありました。
醜く生まれてしまった女性のやるせなさというのは、生まれつき仕事の能力が欠落している自分と重なるような気がした。
テレビドラマはもうすぐNHKでピエール瀧主演で、映画版は佐藤孝市主演で
あるらしい。佐藤は明らかにミスキャストだと思うが。
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