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ってことで、日本映画「冷たい熱帯魚」のことですが、
実話を元にしています。実話は
「埼玉愛犬家連続殺人事件」で検索してもらえばわかりますが、
ショッキングなわりには当時阪神大震災とオウム事件にかき消された形で
あまり人々の記憶には残っていません。

実話の事件をかいつまんで説明すると、
「アフリカケンネル」という名で犬のブリーダーをしている夫婦が、
犬を異常に高く売る詐欺を繰り返し、ばれそうになると相手を殺して処分してた
ということです。犬猫を安楽死する薬を人間に飲ませて殺したとか。

注目すべきは遺体の処理方法で、、
所有する山小屋に運び、そこの風呂場で遺体を細かく解体する。
骨と肉は完全に分ける。肉はから揚げぐらいの大きさまで細かく裁断する。
夫婦はそれを鼻歌を歌いながら手際よく処理するのだとか。
骨は焼却炉で焼き、灰は山に捨て、肉は川に捨てると魚が食べてくれる。
この完全犯罪を「透明にする」と表現していました。

で、何故ばれたのかというと、この一連の犯罪を手伝わされていた従業員
が意を決して自首したからです。
もちろん共犯者でもあるので懲役3年をくらって、今は自由の身だそうです。
で、主犯夫婦は二人とも死刑が確定していますが、まだ執行されてません。

立証された殺人は数件だけらしい。でもなにしろ「透明」にして死体が見つからない
ので、実際は70人ぐらいの関係者が行方不明になっているとのこと。

で、ここまでが実話のことでここからが映画の話になりますが、
疲れたので次回にします。。。