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という映画を見に行きました。
鬱をテーマにした、世界の滅亡の話ということで
期待して行ったのですが、、、
結論は見なきゃよかったかも、でした。

主人公(キルスティンダンスト)はコピーライターとして仕事はたいそうできるが、
鬱病持ち。そんな彼女の結婚式の様子が第一部で延々と流れる。

ホームビデオ風な揺れの多い映像。
主人公やその家族の自己中心的な行動でどんどん時間が遅れていく
見ててイライラ、気分が悪くなっていく。
鬱病の気分を味わわせるためにわざとそう作ってるのだろう。
で、結局旦那と上司に愛想を尽かされ、皆が離れて行く。

場面は第二部に変わって、主人公は鬱が悪化して姉家族に引き取られ一緒に暮らす。
メランコリアという惑星が地球に衝突するのではないかという話題がネットで流れ出す。
衝突はしないだろうという大方の科学者の意見だが、主人公は衝突を確信する。
その頃から主人公はだんだんと正気になりしっかりしていく。

衝突が避けられないとわかり、姉の旦那(ジャックバウアーのキーファー・サザーランド)
はさっさと服毒自殺し、姉は取り乱してパニックになる。
主人公は穏やかな表情で破滅の瞬間を迎える。

ざっとこんな話です。
鬱病の心の中を垣間見せるのが監督の目的(鬱病経験者らしい)と思われる。
鬱病の人は破滅を迎える時はむしろ落ち着くらしい。
それはなんか、わかるような気がする。

そんなことを考えさせたり、音楽や映像が綺麗だったり、
キルスティンダンストの裸が綺麗だったりするが、
わざわざ金払って見るほどの作品ではなかった。
去年見たソーシャルネットワークよりはましだけど。