
これから年末にかけて、時々祝日があるのがわずかな救いではあるが。
休み最終日の昨日、近所のボロ映画館で半年遅れで公開されてる表題の映画を見ました。
元題は"Up in the air"ですが、この邦題はなかなかうまいと思いました。
主演のジョージ・クルーニーはERでブレイクしたイケメン俳優ですが、
哀愁の漂うコメディっぽい役もできて芸達者な人だと思う。
リストラ宣告人でほとんど毎日飛行機で出張する、
マイルを貯めることが生きがいの独身主義のおっさん(クルーニー)の話。
映像も音も、別に映画じゃなくてもいいと思える内容だけど、話は面白かった。
アメリカは広いから、すごい人になると年に30万マイル以上も貯められるんですね。
狭い日本では絶対無理だ。
東京大阪は往復500マイル程だから、年に600往復したら可能か。(誰がすんねん)
クルーニーは出張先で同業者の女性と知り合い心惹かれるのですが、
家庭持ちであることが判明し落ち込みます。
その女性が妙に艶っぽくて素敵でした。
家庭がありながら出張しまくる超キャリアウーマンってのも日本にはいないな。
近いのは勝間和代ぐらいか。でも奴は旦那はいないし美人とは程遠い。。。
リストラ宣告人が大繁盛する世の中とか、自殺者が出るとか、
現実に苦しんでる大人にとってはとても感慨深いコメディタッチな作品でした。
これ作った監督は才能あるなぁと感心しました。
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