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335400view001表題のクリント・イーストウッド作品を見ました。
彼の作品は絶望の中に希望があるような作品が多いですが、
この作品は100%希望という、彼にしては異色の正統派な作品でした。

南アフリカがラグビーワールドカップで優勝するという15年前の実話ですが、
そこに人種問題とネルソン・マンデラのカリスマ性をちりばめていい感じに仕上がってました。
今年南アでサッカーのワールドカップがあるからそれの景気付けで作ったのかも。

ただ、チェンジリングとかミリオンダラーベイビーに比べてインパクトには欠けます。
普通の良質な映画という感じですが、イーストウッド作にしては物足りないかも。

また、私はラグビー見るの好きですが、知らない人みたらちょっとわかりにくいかも。
最後のニュージーランドとの決勝戦は退屈かも。
事実通りに作っているので、この決勝戦はトライなしのキックでの得点のみの試合でした。それでも演出でめいっぱい盛り上げて作るところはさすがです。

マット・デイモンがキャプテン役で出てます。
彼は知的かつフィジカル系の役が似合いますね。
彼主演の「ボーン・アルティメイタム」は自分が見た中でも最高の映画の一つです。

ちなみに日本の話題も一瞬出てきます。
決勝の相手NZが日本戦で145点取って歴史的大勝してるという事実を知って、
マンデラが「それは1試合の得点か?」と驚くシーンです。

日本にとっては屈辱でしたが、あれから15年経た今も日本とNZの
ラグビーの実力は開くことはあっても縮まってません。
にも関わらず、あろうことか2019年には日本でラグビーワールドカップが開催される予定。
(ラグビー人気ないから誰も知らないだろう)

開催国が全敗するという前代未聞な事態になるかも。
そのころ、自分は見たくても生きてないかもしれないが。