YOUTUBEや似たような他の動画サイトで、ドラマや映画が結構見れることを知って以来、パソコンでよく見るようになりました。
ただ、土日にあんまり見てると家族に白い目で見られます。
そんな中、前から見たいと思っていたちょっと怖い映画を2つ見ました。
「ラストキングオブスコットランド」(イギリス制作)
「誰も知らない」(日本制作)
です。
「ラスト...」はアカデミー賞の何かの賞を取ったらしい当時の話題作で、30年ほど前に実在したウガンダのアミン大統領の狂気を描いたものです。
主人公はスコットランド人の裕福な青年医師。
暇つぶしに所ジョージみたく地球儀で指差したウガンダに、遊び半分で医療チームに参加しに行く。
そこで出会ったアミン大統領の人間性に感銘し、相手からも気に入られ大統領専属医師に抜擢される。
図に乗って、だんだん天狗になり自堕落になっていく馬鹿な青年医師。
やがてアミンの本性(他人を誰も信用しない冷酷非道な独裁者)を知ることになり、ウガンダを脱出しようとするがうまくいかない。
アミンを毒殺しようと試みるも失敗し窮地に....
結局多くを犠牲にし生還する。
という話でした。
大統領を演じた巨漢の人の狂気ぶりがなかなかでした。
青年医師は架空の人物でしょうが、ちょっと馬鹿すぎです。
大統領の第二夫人を妊娠させたりするし。
それがばれて夫人は惨殺されるのですが、その遺体の映像がグロイ、、、
その夫人は実際に惨殺されたそうな。理由は映画と違って、離婚後にアミンとの子を堕胎したからだとか。
ちなみに堕胎処置した医者も殺された。
なんにしても貧しい国の独裁者って怖すぎるな。北の誰かもそうだし。
「誰も知らない」は東京で昔あった事件をモチーフにした悲しい話です。
これも外国で何かの賞を取って話題になったものです。
母親(YOU)と息子(柳楽君とかいう当時14歳ぐらいの少年で、この作品で有名になった?)がアパートに引越して来る。
母子家庭(父親は家族を捨てた)だが、父親もいると大家に嘘をつく。
子供もあと3人いて、二人はスーツケースに入ってて、長女は後から合流する。
母親は4人を育てる義務があるが生活が苦しいので学校にも行かせてない。
父親が勝手に逃げたのに何で私が、という被害感情もある。
そんな母親はある日大阪に出張すると子供に嘘を言い、恋人のもとに失踪する。
その日から柳楽君は下の子3人の世話をすることになる。
お金は時々送られてくる全然足りない仕送りだけ。
やがて電気も水道もストップする。
彼の交友関係に変化があったりするが、ラストでは一番下の子が空腹と怪我で死亡する。
その子をトランクに入れ、空港近くに埋める(飛行機を見せてやりたかったから)。
その後、一人少ない生活がまた続く....
という話でした。
実話を元にしていて、実話はかなりヘビーですが映画はだいぶソフトにしています。
ソフトにしているというのはネットで事実を知って後から知ったのですが、本当はこんな感じです。
・母親の子4人は全て父親が違う。
・下の子の本当の死因は長男の友達(ゲーセンで知り合ってその後部屋に入り浸られる)の虐待によるもの。
・母親は虚言癖があり、息子は有名私学に通っていると言ってた。
・事件の発覚は近所から「子供だけで生活してる家がある」と通報があったから。
・長男は母親の居場所を知っていた。(にもかかわらずけなげに自活してたのが悲しい)
・ニュースで子供達が報じられてるのを知った愛人宅の母親は自ら出頭した。
出頭するぐらいならなんで子供捨てるのか、と思うけど、長男に世話を頼んだだけで捨ててないという認識だったのかもしれない。どこかの感覚が麻痺してたのかな。
それで一人いないことに気づき死体遺棄も発覚へとなったそうな。
母親も長男も執行猶予付きの判決だったようです。
今みたいに底なし不況になると、こういう事件はまた出てくるかもしれないなぁと思いました。
この母親の罪は大きいが、父親も同様に罪なはず。でも元旦那達はなんら罰せられない。
そういう不条理も感じました。
映画の作り方はなかなかうまいなぁと思いました。
子供をとてもきれいなもののように撮ってる気がする。
ただ、土日にあんまり見てると家族に白い目で見られます。
そんな中、前から見たいと思っていたちょっと怖い映画を2つ見ました。
「ラストキングオブスコットランド」(イギリス制作)
「誰も知らない」(日本制作)
です。
「ラスト...」はアカデミー賞の何かの賞を取ったらしい当時の話題作で、30年ほど前に実在したウガンダのアミン大統領の狂気を描いたものです。
主人公はスコットランド人の裕福な青年医師。
暇つぶしに所ジョージみたく地球儀で指差したウガンダに、遊び半分で医療チームに参加しに行く。
そこで出会ったアミン大統領の人間性に感銘し、相手からも気に入られ大統領専属医師に抜擢される。
図に乗って、だんだん天狗になり自堕落になっていく馬鹿な青年医師。
やがてアミンの本性(他人を誰も信用しない冷酷非道な独裁者)を知ることになり、ウガンダを脱出しようとするがうまくいかない。
アミンを毒殺しようと試みるも失敗し窮地に....
結局多くを犠牲にし生還する。
という話でした。
大統領を演じた巨漢の人の狂気ぶりがなかなかでした。
青年医師は架空の人物でしょうが、ちょっと馬鹿すぎです。
大統領の第二夫人を妊娠させたりするし。
それがばれて夫人は惨殺されるのですが、その遺体の映像がグロイ、、、
その夫人は実際に惨殺されたそうな。理由は映画と違って、離婚後にアミンとの子を堕胎したからだとか。
ちなみに堕胎処置した医者も殺された。
なんにしても貧しい国の独裁者って怖すぎるな。北の誰かもそうだし。
「誰も知らない」は東京で昔あった事件をモチーフにした悲しい話です。
これも外国で何かの賞を取って話題になったものです。
母親(YOU)と息子(柳楽君とかいう当時14歳ぐらいの少年で、この作品で有名になった?)がアパートに引越して来る。
母子家庭(父親は家族を捨てた)だが、父親もいると大家に嘘をつく。
子供もあと3人いて、二人はスーツケースに入ってて、長女は後から合流する。
母親は4人を育てる義務があるが生活が苦しいので学校にも行かせてない。
父親が勝手に逃げたのに何で私が、という被害感情もある。
そんな母親はある日大阪に出張すると子供に嘘を言い、恋人のもとに失踪する。
その日から柳楽君は下の子3人の世話をすることになる。
お金は時々送られてくる全然足りない仕送りだけ。
やがて電気も水道もストップする。
彼の交友関係に変化があったりするが、ラストでは一番下の子が空腹と怪我で死亡する。
その子をトランクに入れ、空港近くに埋める(飛行機を見せてやりたかったから)。
その後、一人少ない生活がまた続く....
という話でした。
実話を元にしていて、実話はかなりヘビーですが映画はだいぶソフトにしています。
ソフトにしているというのはネットで事実を知って後から知ったのですが、本当はこんな感じです。
・母親の子4人は全て父親が違う。
・下の子の本当の死因は長男の友達(ゲーセンで知り合ってその後部屋に入り浸られる)の虐待によるもの。
・母親は虚言癖があり、息子は有名私学に通っていると言ってた。
・事件の発覚は近所から「子供だけで生活してる家がある」と通報があったから。
・長男は母親の居場所を知っていた。(にもかかわらずけなげに自活してたのが悲しい)
・ニュースで子供達が報じられてるのを知った愛人宅の母親は自ら出頭した。
出頭するぐらいならなんで子供捨てるのか、と思うけど、長男に世話を頼んだだけで捨ててないという認識だったのかもしれない。どこかの感覚が麻痺してたのかな。
それで一人いないことに気づき死体遺棄も発覚へとなったそうな。
母親も長男も執行猶予付きの判決だったようです。
今みたいに底なし不況になると、こういう事件はまた出てくるかもしれないなぁと思いました。
この母親の罪は大きいが、父親も同様に罪なはず。でも元旦那達はなんら罰せられない。
そういう不条理も感じました。
映画の作り方はなかなかうまいなぁと思いました。
子供をとてもきれいなもののように撮ってる気がする。
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