ご存知の通り、映画「おくりびと」の元ネタとなった話です。
納棺夫の仕事ぶりを詳細に描いたものであろうと予想して読んだのですが、正直期待はずれでした。
期待してた内容は全体の5分の1ぐらいしか書かれてなかったです。
遺体を棺桶に入れる時の苦労、湯灌と言う遺体を綺麗に洗う作業の苦労、遺族の反応などの話はとても興味深いものでした。
しかし、本の半分ぐらいは作者の展開する宗教論みたいなのが長々と続いてて、途中で読むの辞めようかと思うほどでした。
どうも宮沢賢治と親鸞が作者のお気に入りのようです。
宇宙科学の話は多少興味も惹かれたけども。
映画「おくりびと」の方は宗教色は無さそうだからちょっと見てみたいけど、テレビでそのうちやるのを期待したい。
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