人生谷あり底あり

うつ病休職歴あり、自殺未遂歴あり。 2020年6月に早期退職しました。ニート生活を経て2021年4月より底辺職をしながら細々と生きる初老クソ親父の無駄口です...

2023年10月

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もうすぐ10月も終わりです。
上着を着る季節になって来ました。

間もなく日本シリーズが始まる。
阪神が日本シリーズに出るのは2014年以来。この時は1勝4敗で敗退。
リーグ優勝チームとして出るのは2005年以来。この時は0勝4敗で完敗。
今回万一日本一になったら、1985年以来で私の人生で阪神日本一の見納めになるだろうけど、まぁ勝つのは無理だろう。
相手はオリックスということで関西出身の私としては負けてもあまり腹は立たない。
才木、村上、青柳といった投手陣がどこまでオリ打線に通用するか注目したい。他の投手はたぶん通用しない。
言うまでも無いが阪神打線はオリ投手陣は全く打てないだろう。
打つとしたらミエセスの出会い頭の一発ぐらいか。
ただしそれは大差で負けてる時。。

最近、Tverでいろんな番組やドラマの配信を見てます。
他にすることがあるやろ!と自分でツッコミを入れたくもなるが、底辺職で家庭内離婚状態の上今後一切勉強することを辞めた私には、意外にすることが無い。
まぁ歳が歳なので、何をしようが何の意味も無いことだけは断言できます。

で、最近ドラマ「愛という名のもとに」全12話を見て、いろいろ感慨深かった。
1992年1〜3月に放映された。私が就職する直前の3ヶ月でした。
脚本野島伸司。出演は鈴木保奈美、唐沢寿明、江口洋介等。
青臭い青春群像劇である。
放映当時から話題になってたが、当時暗い大学生だった私は、そんなリア充(当時そんな言葉は無かったが)達がワチャワチャやっとる話には目を背けてました。
30年以上経ち人生が実質終わったも同然の今は素直な気持ちで見れました。
主題歌はじめ浜田省吾の歌がやたら使われ、毎話のサブタイトルも歌の題名になってた(浜田以外の歌もあり)

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大学のボート部の仲間男女7人(さんまの男女7人シリーズとは男女の人数が逆)が、卒業3年後再会し、それぞれ苦悩しながら生きていくという話で、外国の「セント・エルモス・ファイアー」という映画を日本風にアレンジしたとも言われている。

出演者の多くは今も俳優を続けているが、30年前は何と言っても若い。肌がツルツルしている。
唐沢寿明なんかめっちゃイケメンだし、江口洋介は長髪ながら非常に魅力的な人物を演じている。
中学生役の山本耕史にはちょっと笑った。

30年も経つと今では無い場面も多くて面白い。
まず大学の仲間7人が卒業後3年経っても皆同じ東京に住んで、しょっちゅう同じレストランに集まれる(それも大学時代と同じ)という設定がなんともですが。

当時は携帯が無いので職場に私用の電話をかけまくってるのが微笑ましい。
ルビー・モレノがジャパゆきさん役で出るが、これが逆転して日本人女性がフィリピンで出稼ぎダンサーになる日も近いだろう。(もうなってる?)
古き良き時代と思うのが、パワハラどころか暴力全開のビッグモーター的上司が出てくるところ。
今ではこういう奴等は干されるが、こういう奴等こそ経済成長を担ってたんだろうなと思う。

主人公は鈴木保奈美だが、唐沢寿明、江口洋介と3人が中心で展開していく。
脚本の野島伸司曰く1番描きたかった人物は7人のうち1番影が薄い中野英雄演じるチョロだそうな。
チョロは鈴木にずっと片想いし、唐沢、江口の引き立て役。
証券会社で上述のビッグモーター上司にボロくそに扱われ、ルビー・モレノに200万円騙し取られ(顧客の金を横領して用意)、あげく首吊り自殺する。
私にとっても唯一共感できる登場人物でした。
首吊り自殺を遂行できただけ立派だ。私はできんかった。。

1番羨ましい役は森本レオ。(当時50歳ぐらいか)
開業医で家庭持ちながら、中島宏海(この女優はよく知らない)と不倫する。普通不倫する中年野郎は最後は懲らしめられるに決まってるが、ここでは中島からずっと付き合っていくと宣言される。
今の時代なら絶対受け入れられない脚本。
ぶっちゃけ、不倫する男って、それだけ魅力がある(資金的な魅力が多分にあるだろうけど)んだから現実には延々続くことだって多いと思う。終わってもすぐ次の不倫相手が出来たりして。。
後、江口がタバコを吸うシーンが多く、昔は良かったなぁとつくづく思う。
今じゃコンプラかなんか知らんけどドラマで喫煙シーンは無い。
現実には喫煙所が人でごった返してるけど。。

とまぁ、30年前に思いを馳せながらドラマを見たという話でした。
野島伸司はこのドラマに味をしめたのか、以降闇っぽい話のドラマを連発するようになったそうです。

同時代のドラマで「あなただけ見えない」というサイコパスっぽいのがあるらしく、それもいつか見れる時があれば見たい。

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昨日からプロ野球のクライマックスシリーズ2ndステージが始まりました。
この日が来るのを恐れてました。

ポストシーズンにめっぽう弱い阪神ファンとしては、広島に下剋上される気満々でしたが、一戦目はシーズン中もよくあるような無難な勝ち方をしてほっとした。

相変わらず投手陣は安定してるが、心配だった打線はやっぱ打てなかった。
昨日は新人の森下のおかげでなんとか勝った。
森下と近本以外はいないのと一緒だった。
カープ先発陣には床田、森下が控えており、阪神が彼等を打てる気は全くしないのでその前に王手をかけたい。
よって今日はなんとか大瀬良を打って勝って欲しいものです。

一方のパ・リーグはオリックスがエース山本が乱調だったのに打線が頑張って逆転勝ち。王者の風格が漂う。
阪神にこんな勝ち方は出来ない。

ラグビーのワールドカップ。
日本が敗退した後の準々決勝見てたらどれも凄い試合だった。
正直日本は百年経ってもこのレベルには行けないのでは、と思う。
体格差が強さに直結する。だから外国人も数年いたら他国の代表になれるというルールが出来たのだろうと思う。
もしサッカーみたいに厳格だったら、永遠に強い少数の国が固定されてしまうのだろう。

さて、表題は母親のことではなく私のことです。
私は若年性認知症まっしぐらな気がしてきた。。
実家に帰ってた時、車で近所をよく走るのだが、今回は走り慣れた道のはずなのに曲がるべきところを行き過ぎたり、手前で曲がったりしてしまった。
自分でちょっとショックを受けてしまった。

私は数年以内には今の仕事も辞め、実家に隠居しようと思っている。その時は人生最後のマイカーとしてその時に気に入ってるであろう車種の新車でも買おうと空想しるのだが、こんなおぼつかない運転だと、新車買うとか言ってられないかも知れない。。

ちなみに母親は車のスマートキーを失くしてしまい、今はスペアを使ってるが、一本だと心配なので新しく作ることにしたら1.6万円程かかってしまった。

極めつけが実家から帰宅の途中、帽子を電車の中に忘れてしまったこと。
それに気づいたのは電車を降りた後、空港行きのバスに乗ってる時でした。
もちろん諦めました。

別に無くなったところでそれほど残念じゃない帽子ですが、それより忘れるという自分の行為が許せない。
そんな耄碌するんだったら早く死ねよ!世の中の迷惑だ
と、自分を罵倒したくなりました。

先日谷村新司氏が亡くなりましたが、元気だった頃の谷村氏の写真がテレビで紹介され、その中に私が失くしたのと同じ白いヤンキースの帽子を被ってるものがありました。
だからどうということも無いが。。

谷村新司、アリスのど真ん中世代は私よりも少し上だと思われます。
私はリアルタイムで聴いた曲は「チャンピオン」「22歳」ぐらいかなぁ。
ヤンタン金曜日でばんばひろふみとよく下ネタを話してたのを小学生の頃聴いたような覚えがあります。
当時谷村氏の家には「ビニ本の間」があったとか。
懐かしい。あの頃はまだ人生捨ててなかった。
合掌。

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ラグビーのワールドカップ。日本は敗退しましたが、アルゼンチンとの一戦は見てて痺れました。相手ははるかに格上で大敗するだろうと思ってましたが、後半20分ぐらいまでは必死に食らいついてた。
4年前はホーム開催で8強入りは半ばボーナスのようなもんだったけど、今回は相手と同じ条件であそこまで食い下がれたというのは感動モンでした。
ただ、これで2015年のジャイアントキリングメンバーは全員代表から居なくなる。
4年後は下手したらまた元の弱い日本に戻ってしまうのかも、、と少し心配。

10月初旬は3連休がありましたが、有休2日くっつけて実家に帰ってました。
今回は妻も同行しました。
と言っても妻は2泊しただけで、滞在中もずっと友人に会いに行き実家にいたのは夜から朝だけでしたが。

その友人というのは香川県にある直島という島に住んでて、彼女の結婚式以来28年ぶりに会うとのこと。で、直島は観光でも有名らしいので私も同行しました。
というか、運転手として同行せざるを得ないといったところ。。

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実家から車で岡山県の宇野港に行き、そこの駐車場に止めて人間だけフェリーに乗ります。20分程。
人口1200人程の小さい島に行くのに何故こんなデカいフェリーなんだ?っと思ったが、週末はこのフェリーが満席近くになってる。
皆観光目的で、この島はアートな建物が多くそれが売りのようです。

上陸し妻は友人(夫同伴)と感動の再会をし、4人で昼御飯を食べたあと、女二人は喫茶店で喋りの続きを、私はその旦那さんと観光に行きました。(本当は一人で行動したかったのだが、)

その旦那さんはその島に君臨する最大手金属メーカーに勤めており(銅の製錬なんかをしてるそうな)、私とは対極のエリートでした。
長年住んでるだけあって、効率よく案内してくれました。

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この島にはちょっと珍しい建物が沢山あります。
こんな教会があったり。

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この島には幼稚園、小学校、中学校が一つずつあり、高校はありません。これは中学校です。
オランジーナのCMで使われたそうです。
なんかレース場のメインスタンドみたいな形に見えます。

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町役場もちょっと凝ったデザイン。

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町民開館はさらに凝った屋根です。

「家プロジェクト」という、古民家の空き家を改造して現代アート風な芸術品として展示してました。
見学するには入場料が要りますが、町民とその連れは無料になるとのことで、有り難くその恩恵に預かりました。

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これは「はいしゃ」という見世物で、もともと歯医者だった古民家にいろいろ手を加えたもの。
この外壁はUSJのウォーターワールドを真似たんじゃないかと思えなくもない。
建物内にはデカい自由の女神像があった。どこかのパチンコ屋からもらって来たとか。
そういう派手なのが好きな人には面白いのかも知れんが、私にはなんか自己満足の展示やなぁと思った。

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これは神社の本殿で、階段がガラスで出来ており、その階段が地下の石室まで繋がってるというものでした。

その他、安藤忠雄が設計したお決まりのコンクリート剥き出しの数々の建物とか、いろんな展示があり、多くの人が見物に来てました。外国人も沢山。
島で一番有名なのは安藤忠雄の地中美術館というものですが、時間予約制だったので今回は行きませんでした。
今回はと言いながら、たぶん今後直島に行くことは無いと思う。
この手の奇抜さだけのアートはあまり趣味じゃないので。。

そう言えば港の近くには草間彌生の水玉模様の巨大なオブジェがありました。あんまり興味無いので撮らなかった。

私の趣味ではないものの、これだけ多くの観光客が訪れるんだから、町興しとしては成功してるんだろうな。
島にスーパーはコープが1軒。あとセブンイレブンが1軒。
そのセブンは国内でトップクラスに売上が多いそうです。観光客が買いまくるらしくて。

妻の友人夫妻は旦那さんの赴任でここに来たのが14年前。すぐまた転勤になるだろうと思いながら14年経ったそうな。
旦那はもう56歳ぐらいだから、ここで定年を迎えるのかも。。
こんな狭い島にずっといると発狂しそうなので週末は毎週のように船で岡山に渡ってるとか。
そりゃそうでもしないとおかしくなるよな。。
社宅に住んでるけど、ご近所さんは離婚が多いとか。
やっぱこんな狭いとこに住んでるとなぁ。。
まぁ、そんな話を聞いたりしながら、妻は友人との再会をたいそう喜んでました。

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ついに10月になってしまった。会社で言う下期だ。
今の底辺職では下期が始まったなどということを認識する必要は全く無いけど。
ほとんど給料タダみたいな淡々とした仕事にもいい加減嫌気が差して来て、辞めることを考え始めつつある。
でも辞めると住むところが無いんだよなぁ。。

さて、先日の休日、出来心でプラネタリウムに一人で行きました。
それも天体ショーを見るんじゃなくて、クイーンの曲と映像を見に。
有楽町にあるプラネタリアTOKYOというところで。

そんな物をどうやって知ったかというと、
他人様のブログを見て知りました。
50代女性の九州在住の人のブログでしたが、その人はピンク・フロイドが大好きみたいでその曲のドーム形映像(全天周映像というらしい)を福岡に見に行って感動したという記事があった。
東京では10月までやってて羨ましいとも。

そんなのがあるんやと思って検索すると確かに有楽町でやってる。ピンク・フロイドは売出し即完売だったとかでアンコール上映らしい。
さらにそれと並んでクイーンの上映もされていた。
これも2019年に上映されたもののアンコールらしい。

ピンク・フロイドは正直あんまり聴いてなかったし興味も無かったが、クイーンは好きだった。
というわけで怖いもの見たさでチケットを買ってしまいました。
何故怖いもの見たさかというと、チケット代が2600円もするのです。上映時間は80分で。
(ちなみにピンク・フロイドは45分で同じ値段。よっぽどマニアが多いのだろう。)
金をドブに捨てたという結論になる覚悟をしつつ、これも経験ということで。。



行ってみると客層は予想通り私と同年代ぐらいのジジババが多い。老人ホームの会合みたい。ほぼ満席だった。
本編はいろんな曲を流しながらライブ映像やPV映像や、空を中心とした風景や幾何学模様等のイメージ映像が流れるという、予想通りのものでした。
天文学者でもあるブライアン・メイが制作に関わってるそうだ。
デビットボウイとの共作アンダー・プレッシャーが流れた時は懐かしくてちょっと嬉しかった。
もうふたりとも鬼籍だが。
幾何学模様が催眠術みたいで、途中数十秒寝たかも知れない。

というわけで値段だけの価値があるかというと、見る人の思い入れにもよるのでしょう。
私には高かった。。
でも、YesとかGenesisとかで同じ企画があったらこの値段でも見るだろうなぁ。
それこそピンク・フロイドファンと同様、ファンだったので。
マニアック過ぎて需要は無いと思うけど。。

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上演前の天井はハロウィン仕様の風景でした。

ちなみに本来のプラネタリウムも当然やってて、東京の孤島を舞台にした、あの広末涼子ナレーションの天体ショーなんかもあります。
コニカミノルタが運営するプラネタリウムで関東には4箇所程ある。

有楽町の同じ階には映画館も近くにあって、そっちはやたら人が多かった。
どうも「君たちはどう生きるか」を見に来た人達らしい。
この映画、絶賛する人と酷評する人と二分されてるそうですね。

昨夜テレ東で「劇場版きのう何食べた」をやってたそうで、後で気づいた。
見たかったなぁ。。

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