人生谷あり底あり

うつ病休職歴あり、自殺未遂歴あり。 2020年6月に早期退職しました。ニート生活を経て2021年4月より底辺職をしながら細々と生きる初老クソ親父の無駄口です...

2018年12月

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今年の仕事もやっと終わった。
働くのはホント嫌。
しばらくは仕事のことは忘れよう。
ちなみに去年の今頃は娘とNYにいました。

百田尚樹の「プリズム」という小説を読みました。
百田尚樹という作家は、人間性にかなり問題があり、外見も最悪なおっさんですが、彼の小説はそこそこ面白い。
「永遠のゼロ」や「海賊と呼ばれた男」はベストセラーだし。
個人的には「モンスター」という女の美の闇を書いた小説が好きである。

今回読んだプリズムは、多重人格者と不倫する女家庭教師という、エロ動画みたいな話だった。
正直あまり面白くなく、他の代表作に比べるとかなり落ちる。

でも、多重人格という症状をかなり調べたんだなぁということはわかる。

多重人格なんて、医者が儲けるために作った病名じゃないかと思っていた。鬱病や発達障害みたいに。

幼い頃から虐待された子が多重人格になることがよくあるらしい。
大人と違って子供は親に虐待されても逃げ場が無い。
究極の逃げ道は別の人格を作って、虐待を受けるのはそいつに任せて、その間本人の記憶は無くすことらしい。

そう言えば、かつて私は自殺未遂した時の前後の記憶が全く無い。
人間はストレスが閾値を超えると自分を守るために記憶を無くすものだと思っていた。

今の私には自殺する勇気は無いが、もしかしたらあの時、自殺を決行できる勇気ある別の人格が現れたのかも知れないという仮説もできる。

そう言えばゲス不倫で議員クビになった宮崎とか言う奴も、錯乱状態になって窓から飛び降りようとして奥さんに止められた。その時の記憶は全く無いと言ってた。
まぁ、これは同情を引くための嘘かも知れないが。

もし自分に再び別人格が表れたとしたら、今度こそ失敗せずに死んで欲しいと思う。

会社で社内の人の電話番号やメールアドレスを検索できるディレクトリサービスというシステムがある。
最近気付いたんだけど、休職してる人は名前の横に(休)とついていた。。
メールの宛先に入れても(休)マークが付いていた。

これは、この人は休職してるから連絡取れないことを知らせる親切な機能というのは表向きの理由。
本当の理由は、この人は仕事についていけなかった落ちこぼれです。覚えといて下さい。復帰後も要注意です。と知らせたいのだろう。

休職してる人の大半はメンタルが理由。そしてその大半が成りすましの仮病の可能性が高い。
生きるための生活の知恵である。
そういう極めて知られたくない個人情報を平気で晒すこの会社。
さすがブラック企業である。

そんなどうでもいいことを考えつつ、なんとか仕事納めは終わった。
来年からは年末にここにいることは無い。
それだけが救いである。
 

3
年の瀬も近づいて来ました。
クリスマスを広島で過ごすのもこれで最後。
クリスマスらしいことをしたことなんて人生で1度も無いけど。

冬のこの時期は野球もなく、ワールドカップ的な世界的なイベントもなく、スポーツ観戦好きにはつまらない。

ドラマで最近みてるのは下町ロケットだけ。それも正直面白くない。

「大恋愛」というドラマがあって、興味もなく見てなかったが、最終回がえらくネットの評判が良かったようなので、Gyaoで最終回だけ見てみました。

美人女医が若年性アルツハイマーに侵され、作家の男と結婚出産するが、病状は徐々に悪化していく。
自分の哀れな末路を夫子供に見せたくない女医は失踪する。
数ヵ月後、夫は女医である妻を探し出し会いに行くが、彼女はもう夫を認識出来なかった。
その後妻は肺炎になって死ぬ。
というような話。

アルツハイマーの役をした戸田恵梨香は、無表情な認知症の演技がなかなか良くできてたように思う。
でも、私なんか良く考えたら常にあれぐらい無表情だ。特に単身赴任してから、、

家族に迷惑をかけないように失踪して死ぬというのは良いなぁと思った。
私も若いうちに認知症になる可能性大だから、自覚症状が出たらこれを見習いたい。
最後は自分が人間であることも、喜怒哀楽の感情も全て忘れて苦痛も感じない程脳が退化して死ねたら良いなぁ。

別の番組で、「消えた天才」というのを見ました。
これはスポーツで若き頃天才と呼ばれたが、その後一線から消えた人達の現在までの人生を紹介する番組。

こないだの回では、上宮高校野球部の最強チームと言われている、元木、種田等がいたチームの2年生エースだった宮田投手が紹介された。

彼はプロ野球ダイエーに入団するが、ストライクゾーンの厳しさに対応できず数年で引退。その後ソフトバンクでバッティング投手をしていた時に打球が頭を直撃し、記憶喪失になったそうだ。

その後、記憶はほとんど回復したそうだが、自分が甲子園に出たことだけはどうしても思い出せないとのこと。
そんな特定の記憶だけ失うことがあるのか。。

元木と対談していたが、話し方が呂律が若干怪しくて、まだ完治してないのかもと思えた。

私は仕事のことだけ、過去の記憶も今の仕事もきれいさっぱり忘れたい。
それが出来るなら思いっきり壁に頭をぶつけたいなぁ。
この人生は忘れたいことが多すぎる。
 

4
先日、会社生活に嫌気がさし、休みを取ってしまった。
妻には内緒で。
それで、表題の映画を見に行きました。

雨の平日だったが、それでも客はそこそこいた。
来年の退職後の平日に自分は映画を見に行けるだろうかと考えると、とても行けないなぁ。家族と離れてたら行けるけど。。

今年映画館で見たのはこれを入れてたった2回。
昔は年間18回位見たこともあったのに、もうすっかり趣味を楽しむ元気も無くなってきたということだ。。

さて、この映画は前評判もとても良く、楽しみに見に行った。
クイーンを初めて聴いたのは比較的遅く、中学生の頃にRadio GaGaが流行った頃だった。あれはもう晩年だったと思う。
それから遡ってクイーンの曲を聴いて、ボヘミアン・ラプソディーを聴いた時は結構衝撃だった。

映画イントロの20th Century Foxの音楽がクイーン風になってたのがワクワクした。

映画のストーリーはあんまり重要ではない。とにかく大音量で往年の名曲が聴けるだけでこの映画の価値はあった。
フレディ・マーキュリーを演じる俳優、さんまの物真似みたいに出歯を入れていたようだが、フレディが出歯だという印象は今まで無かった。
出歯は欧米では醜いとされてるのか、だから日本人も蔑まされてるのか、、と納得した。

ロジャー・テイラー、ブライアン・メイ役の俳優が本物に良く似ていた。

最後のライブエイドのシーン。
本物の動画がこれですが、

忠実に完コピしてました。
ピアノの上に並んだペプシコーラまで。

70、80年代のイギリスのロックは良かったなぁ。
クイーン、ポリス、デヴィッド・ボウイ
プログレと言われたジャンルのキング・クリムゾン、イエス等々。
そんな風に黄昏た40代以上が客の大半だろうと思う。

黄昏流星群のドラマは見なかったけど。

来年も良い映画が見れたらいいなと思う。
無職になる前に。
 

1
12月になり、今年もあとわずか。
先週は会社の役職者が集まる最悪の忘年会もようやく終わりました。
もうこの忘年会には出なくて済む。来年の今頃はここにはいないから。

来年度中には退職してニートになろうと決めている。
本当は娘の自立を見届けてからにするつもりだったが、そこまで耐えられないので2年前倒しにした。
ずっと反対してた(当たり前だが)妻も、諦めてくれてフルタイムの仕事に変えた。
辞められなければまた死のうとすると思われている。
実際そうだけど、、

来年度いつ辞めるかは具体的にはまだ決めてない。
3月頃にある面談で上司に辞意を表明し、その時すぐに辞めろと言われればその場で辞めてやるし、そうで無ければその時にまた考える。
いくら遅くても12月までここにいることは無い。

今娘は二十歳だが、もし40歳で子供が出来てたら二十歳の時が定年である。
そう考えれば今辞めたって他人に文句言われる筋合いは無い。
だいたいもう50代なんだから、早期退職とは言えない。普通の退職だ。
退職金がかなり少ないのは御愛敬。
一般の人より10年早くリタイヤする代わりに10年早く死ぬから良いだろう。
と家族には言っている。呆れられてるが、、

辞めた後どうするかは、辞める日が具体的に決まった後に考えることにする。
単純作業で人と関わらないバイト程度のことは探したいが、
そう上手く行くはずは無いだろう。
無職の間は家事を全てやることを強制されるだろうが、それは謹んで引き受けようと思う。体調さえ良ければ、むしろ楽しみですらある。
頭を使わない単純作業を黙々とすれば良いし、料理はクックパッドがあるし。

年賀状出すのは次の新年を最後にする。
平成最後でキリも良いし。
ニートが賀状を出す資格は無いと思うし、真っ当に働いてる人達とは交流しない方が良い。
無職の自分を知った上でそれでも誘ってくれる人だけと関わろうと思う。
自分からは決してアクションしない。
皆、辛い仕事に耐えながら定年まで勤めあげるのだから。。

とにかく、広島で嫌いな仕事を強いられる日々は確実に減っていく。
それだけが今の生きる支えである。

ただただネガティブな記事でした。
名前をクズ山クズ夫に改名しようかな。。
サンタがいるのなら、私から喜怒哀楽の感情と性欲を取り去って欲しいです。
 

2
最近知った言葉。「架空ブログ」
その名の通り、現実とは全く違うことをさも日常のように日記風に書いてるブログらしい。

というと、現実は全く冴えない人生の人が、脳内にある理想の架空の人生を書いたりしてるのかな?(風俗を利用するおっさんにこういう奴がとても多い)と思いがちだが、架空ブログは正反対らしい。

現実生活はそこそこ満ち足りてる人が、不幸のどん底人生にもがいてるかのように書いてるのが架空ブログである。
例えば借金苦をFXで取り返そうとして、さらに泥沼にはまる日々とか、アラフォーアラフィフの独身女性が婚活を失敗し続ける日々とか。

理由はちょっと考えたらすぐわかる。
読者が多いブログは広告収入が入るから。
日本人は他人の不幸な話が大好きだから、こういう部類のブログは人気になる。

確かに借金苦の奴がブログなんか書く余裕があるはずもないのに、ワードプレスでおしゃれなレイアウトのブログ書いてるんだから嘘に決まってる。

実は僕も騙されていて、婚活失敗関係の時々読んでた2つのブログが最近同時に消えた。
プロが調べればすぐにわかるらしい。
同じ人が、老若男女いろんな立場の架空ブログを何本も書いてるんだとか。

まぁ、嘘でも文章が興味深かったら、読み物として価値はあるんだろうけど。
読む側は別に嘘でも何も失わないし、腹も立たないが、やっぱりバレると削除になるらしい。

と言うことは無職、ニート、リストラ、中年お一人様女性、鬱病等々のブログで文章が上手いのはほとんどが架空ブログなんだろうなと思う。
まぁどうでもいいや。。

ネットは匿名だから好き放題嘘が書ける。
逆に、匿名だからリアルな世界では決して言えない本当のことが書けるとも言える。
私の場合はどちらかと言うと後者。
匿名でも書けない本当にヤバい事実もたまにあるが、、

仕事出来ない奴にはほとほと困っています、という主旨の自称仕事出来る人からの上から目線の記事は星の数ほど見るが、仕事が出来ない無能な人からの発信は未だかつて見たことがない。
強いて言えば私のブログはそれにあたるかも。

っと書いてて、ふと気付いた。
仕事出来ない無能な奴の事情など誰も読みたくないであろうことを。

食べた物を毎日律儀に載せてる記事も天文学的な数あるが、
例えば若ハゲに悩む人が、ミノキシジルやフィナステリドを摂取しながら毎日自分の頭頂部写真を載せたら、同じ悩みを持つ人に読まれるかも。
私にそこまでする元気は無いけども。。
 

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