人生谷あり底あり

うつ病休職歴あり、自殺未遂歴あり。 2020年6月に早期退職しました。これにより名実ともに負け組になった初老親父の無駄口です...

2017年06月

3
陳腐なタイトルであるが、表題の小説を読みました。
真山仁という、ハゲタカを書いた作家である。
ハゲタカはドラマで見た。
金融のことは細部まで理解できないながらもそこそこ面白かった記憶がある。

この小説はIRという統合型リゾートの誘致にまつわる生々しい話である。
そう言えば数年前まで日本でIRを作ろうとかいう動きがあった気がしたが、全く聞かなくなった。
たち消えになったのかな?
IRとか横文字を使いながら、実態はカジノのことである。
最近は外国人客が充分多いから無理してIR作らんでもいいやろうと言うことかもしれん。

小説は、地元のカジノ誘致に燃える青森の田舎の町長が奮闘し、誘致がかなり現実的になるも、誘致場所を首相の地元山口にかっさらわれる。
首相の強烈な裏切りに遭った町長がいろいろあって転落しホームレスになって死ぬ。
一方山口にオープンしたカジノもいろいろな深刻な問題があり、、
という内容。

山口県が出るということは首相は安倍をモデルにしているようだ。
小説では首相の奥さんがカジノ中毒になり借金を全て裏社会で肩代わりさせたり、自分の親の会社に不正に大儲けさせたりと、悪の限りを尽くす。
こういうところも現実の安倍の奥さんを模してるように思える。(笑)

小説全体の最初からの8割位は読んでてとても面白かった。
この作家の文章が読みやすいからだろうか。

ただ、終盤で新聞社が全てを白日のもとに晒すところが短いページ数で急ぎすぎた感があり、しりすぼみのように思えた。
逆に終盤までの前置きが長すぎて余計な期待を持たせてる気がする。終わり方が呆気なかった。

また、この作家はカジノを全否定している。
そこが気に入らない。
カジノに手を出すと依存症になり全財産を失うと断言しているようだ。
カジノは持参金が全て無くなってもいい人だけが行くところ、貧乏人は来るなと台詞で言わせている。
本当にそうだったら世界にカジノは存在できないし、覚醒剤のように禁止されるだろう。

カジノのギャンブルは訓練によってある程度稼げるプロになれるのかどうかはわからないが、
ちなみにパチプロというのも本当に存在してるのかもよく知らないが、それで生計を立てられる人もいそうである。
依存症で破滅するような人は他のギャンブルでも一定数いるだろうし、子どもじゃあるまいし自己責任である。

というわけでカジノを100%悪としているのが気に入らない。
パチンコすら勝ったことがない自分がカジノに行くことは多分一生無いけど。

この人の小説では「ベイジン」が評価高いらしい。
次はこれでも読もうかと思ってます。
 

2
鬱病休職から職場復帰して3年半が過ぎた。

大学生になった娘が順調に行くと、就職先が内定するのはおそらく3年半後。

娘の自立の目処が立ったら働く人生は終わりにしようと決意してる私は、丁度折り返し地点に来たことになる。

まだあと3年半もあると考えると絶望的な気分になる。。
この3年半は早かったかというと、そうでもない。長く辛かった。
休みだけは一瞬で終わるけども。
今後の3年半も果てしなく長いんだろうなあ。

ジャネーの法則というのがある。
年月の長さは年長者ほど早く感じる。
年齢の逆数に比例するらしい。という法則である。
つまり10歳の子の1時間は50歳のおやじには12分にしか感じない。

ということは人生80年と仮定するとアラフィフの私は単純計算で生涯の時間の83%程はもう終わってることになる。
寿命が70歳だとしたら89%。
残り10%あまりしか残されてない人生で、大嫌いな仕事を3年半もしなければならないとは、、

若い頃、一番充実した時間を過ごすべき時に、私はいかに無為に生きてきたのか、、(T_T)
こんな人生捨ててしまいたい、と思うこともしばしばである。
 

3
久坂部羊という医師兼作家が書いた表題の小説を読みました。

認知症患者と介護する側の息子夫婦の2つの視点からの描写で、認知症発症から死までのドキュメント風の話です。

斬新なのは認知症患者の視点で話が進むところ。
作者が医師だけあって、リアルにこういう感じなんだろうなぁと思えるものがあった。
ただ、所詮は推測であって本当の認知症の心の内は誰も判らないわけで、本当はもっと魑魅魍魎とした深い闇があるんだろうなぁと思う。

また、小説は医師の立場から厳然たる現実を突きつける。
認知症は決して治らないし、進行を止めることもできない。できるのはせいぜい進行の速度を遅らせる程度である、ということ。
そして、辛い介護と高い費用から逃れる唯一の方法は体を早く弱らせて死期を早めること。
強い鎮静剤をしばしば射ったりするのが効果があるとか、、

認知症になると、本人も家族も大変であるが誰が悪いわけでもない。
強いて言えば認知症になるまで生きてることが罪である。
そういうことを強く思った。

私の母はまだ元気であるが高齢で、最近耳が遠い。
もし介護が必要になったら、自分は母には大変世話になってきたので出来るだけのことはしたい。
しかし、そんな生易しいものではないことも容易に想像出来る。。

と同時に私は老人になる日も近い年齢である。
認知症になってしまうと、施設に入ろうが自宅介護になろうが子供の体力と金と時間を大幅に奪ってしまう。
そんな人生クソである。
自分の世話をさせるために子供を作るという愚かな生き物は人間だけだそうだ。

私は老後の世話を娘にさせるようなことだけは絶対にしたくない。
例え娘がすると言っても、、
猫のように自分の死期を悟り誰もいないところに去って行きたい。

老人になる近い将来迄に安楽死が合法化されて欲しいものだが、そうでなくてもできるだけひっそりと死ねる方法を模索しようと思っている。
 

1
先日、仕事で休みが取れたので週末とくっつけて家族のいる自宅に帰っていました。

娘も大学生になり暇ができたので、娘が行きたがっている北海道旅行にでもいつか行こうかなどと話してたら、妻が一言。
「二人で行ったらいいよ。私は犬の面倒見るし。最近何しても楽しめないし。。」

この発言には一因がある。
妻は先日仕事のパートタイムからフルタイムになる試験に落ちた。これで3回目。
それで何もかも嫌になってるようだ。

私は、試験の前から妻は落ちるだろうと薄々確信していた。
世の中にはいろんな勝手な事情で、どうにもならない不条理がある。
男ならそういう世の中の法則も理解して受け入れるものだが、女性ははっきりした理由が無いと納得しない傾向がある。妻もそのタイプ。

40代後半で、そんなこともわからない妻は幼稚に感じたが、、
そんなわけで夢も希望も潰え、人生に嫌気がさして生きる楽しみが何も見出だせないのだそうだ。

しかし、それを言ったら私は妻の何倍も生きることに絶望している。
自分の人生最大の楽しみは退職することだった。
「野球見に行ったり、旅行に行ったりして楽しそうでいいねぇ。」
と妻に言われたが、退職の楽しみに比べたら、そんなもんクソみたいなものである。

しかし、退職後の生活も実は全然楽しくないのだろうということがわかってきた。
老化により体のあちこちが不調になっていくことはもう既に始まっているし、
痴呆の症状がいつ現れるかわからない。。
働く人生は絶望しかないが、退職後も絶望しかない。
妻の何倍も私の方が病んでいる。

将来娘が自立することを見届けたら、自分には孤独な絶望生活が待っている。
安楽死が合法化される世の中に早くなって欲しいものである。
 

3
先週末、平日の休みがあったので3連休になり、
東京の家族宅に帰ってました。

そこで横浜在住のDeNAファンの友人とプロ野球観戦に行った。
恒例の年中行事となっている。
今回は2年ぶり。
しかもこの時期の交流戦となると必ずDeNAは負ける。(笑)

それにしても、男3人で観戦したのだが、40を大幅に過ぎたオッサンが、大して強くもないチームの応援に大枚はたいて応援に行くというのも、ふと我に帰ると虚しい、、
内野の良い席ではあったものの、3600円もした、、

例によって写真を撮ったので絵日記のように貼り付けておく。

IMGP2035
都会に位置する綺麗なスタジアムである。
弱いが人気はあるようだ。
以下、主だった選手のバッティングの様子。

IMGP2011
ソフトバンクの強打者柳田。
追加点のソロホームランをレフトスタンドに、だめ押しのスリーランをライト中断にかっ飛ばしてました。

IMGP2031
DeNAの主砲筒香。
2点タイムリーヒットは打ったものの、ソフトバンクの中軸に比べると若干見劣りする。
これでも侍ジャパンの4番だが。

IMGP2043
ソフトバンクの松田。
この日はエラーもして精細を欠いていた。
彼も侍ジャパンのメンバー。
全盛期はもう過ぎている。

IMGP2087
メジャー帰りのソフトバンク川崎。
最終回に代打で出ると、きっちりヒットを打ち、その後の柳田のだめ押しホームランを演出した。
1打席でなくもっとじっくり見たかった。

IMGP2061

IMGP2064

IMGP2045
球場内の盛り上がりの様子。
最近はどんな弱い球団でも休日の試合になると満員札止めになる。
そしてどの球場も芝生が綺麗である。
未だに内野が土な球場は甲子園位じゃなかろうか。

私が野球を見始めたのは40年以上前だが、隔世の感がある。
あの頃はプロ野球中継は巨人戦しかなく、その代わりほぼ全試合を放映していた。
そのせいで、野球ファンの9割位は巨人ファンで、地方は100%巨人ファンだった。

今やテレビ中継は巨人戦でも地上波ではやらなくなった。
その代わり観客動員はどの球団も飛躍的に伸びている。
生観戦が好きな私にとっては、チケットが取れにくくて悲しい。
巨人以外の球団にとっては、興行的にも最近は大成功だろうと思うが、巨人はどうなのだろう?

年俸総額が一番高い球団は昔は文句なく巨人だったが、今やソフトバンクである。
昔の南海ホークスではあり得ない。
ちなみに最下位はDeNAである。(^_^;)

年を取るとプロ野球を取り巻く環境もどんどん変わって来ると痛感する。
 

1
もう6月、、

こないだ睡眠セミナーを受けたが、その後以前よりさらに眠れなくなってきて、最近睡眠薬の減りが早い。。(T_T)
年は取りたくないものである。

最近はそれ以上に歯が痛くて困っている。
若い頃からの不摂生が祟って、歯がボロボロなのは私の無数にある人生の失敗の中でも特に大きな失敗である。

2月位に歯石の掃除に歯医者に行ったところ、
歯の状態がひどいからしばらく通うように言われた。
歯が頻繁に痛くなるようになったのは、歯医者に通うようになってからである。

3月の家族旅行中に奥歯が痛くなり、歯を触って見たらグラグラになっていた。。
抜ける寸前になっていた。(笑)
その歯は未だに抜けてないが、物を噛むとやはり痛い。
どうせ近いうちに抜けるのだからそれまでほっといている状態である。

その後も上の奥歯が痛くなり、しばらくして治まると、次は上の前歯が痛くなり、物を噛むのが非常に辛い。。
物を噛みにくいとあまり噛まずに食べるので、それで体調崩すことも、、
まるで死ぬ直前の老人のようである。

最近ようやく歯痛が治まってきたが。
この連続歯痛は歯医者通いを始めたことと関係あるのだろう。。
老化で歯肉がすっかり弱ってるところに、歯石を取って歯茎が傷んで腫れたり、元々歯石で歯が支えられたりしてたんだろうと思う。(T_T)

歯医者通いによって、歯茎が徐々に改善される、、というのは私の年齢ではもう期待できないだろう。

もう体全体が老衰死に向かってるような感じである。

次はどこが痛くなるのだろう、、、
 

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