人生谷あり底あり

うつ病休職歴あり、自殺未遂歴あり。 2020年6月に早期退職しました。ニート生活を経て2021年4月より底辺職をしながら細々と生きる初老クソ親父の無駄口です...

2016年10月

1
日本シリーズが終わった。
広島在住としては、久しぶりの優勝をしたカープを応援してたが、
力及ばず6戦で日本ハムに敗退しました。

一方アメリカのメジャーリーグでもワールドシリーズが行われており、
昼間にBSで放映してました。

両方を見て、またメジャーに所属する日本人投手を見て
まだまだメジャーでは通用しないなーと思った。

日本人投手は今年は前田、岩隈、田中が15、6勝を挙げ
レギュラーシーズンは充分戦力になっている。
しかし、一番大事なポストシーズンになるとさっぱり駄目になる。

岩隈、田中はそもそもチームが弱くて出てないが、出た前田は
3試合登板して全て打ち込まれた。
また日本人はもう一人、ダルビッシュも登板したが、
ホームラン連発され、話にならんかった。
ダルは数年前も同じようなことがあり、進歩が無い。

方や日本シリーズでは、打者は外国人が打まくるのは毎度の
ことだが、投手も日ハムのバース、メンドーサ、
広島のジョンソンが完全に押さえてた。
広島のジャクソンが大炎上したのはご愛敬。

ダルビッシュは体をでかくすることにやたらこだわってるようだ。
まるで清原みたい。
球速を伸ばしたいのかもしれんが、メジャーではどんな剛速球も
合わされるのに、、

ワールドシリーズで勝ちに貢献した日本人は、
MVPになった松井は別格として、勝ち投手になったのは
松坂一人だと思う。
クローザーで活躍したのは数年前の上原。
実績あるのはこの二人だけ。

松坂は今は変わり果てた姿になったけど、
やはり天性のものは彼が一番だったのかもしれない。
あと、野茂もそれぐらいの実力はあったと思う。
機会には恵まれなかったが。

今後松坂並の実績を残せる投手がいるとすれば、
大谷か田中かなぁ。
ドジャースのカーショウのような投手が出てくれるのはいつの日か。

プライド高そうな割にはポンポン打たれるダルビッシュは、
帰国も時間の問題かも。

メジャーリーグは世界選抜だから当たり前だが、
日本プロ野球との差は一向に縮まらないなぁと思った。
 

3
吉田修一という人の表題作を借りて読みました。
不思議な小説でした。

この人は「悪人」が映画化され高い評価を受け、
今は「怒り」が映画化されている。
3作品に共通してるのは、殺人を犯し警察に追われるところ。
悪人は小説としても完成度は高かったが、
怒りはいまひとつだった。

橋を渡るは、他作品と同じく人間の闇を暗く描いています。
無関係の話が3つあり、最後に繋がるという
今流行りの手法です。
結構性描写もあるのがこの人の特徴か。
村上春樹ほど露骨じゃないが。

1話目はそこそこ出世してる飲料会社の男、画廊を営む妻、
二人が預かってる高校生の甥。
男には若い不倫相手がいる。甥は彼女を妊娠させる。画廊経営に暗雲が。

2話目は都議会議員の夫と、妻、子供。
夫は議会で女性議員に差別発言したが、しらばっくれる。
不正取引をして数百万円手に入れる。
それを知り悩む妻。妻の友人は子供の水泳コーチと駆け落ち。
子供は食ってばかり。

3話目はジャーナリストの男と婚約者。
クローンのような存在を作る研究を取材。
婚約者が元彼に寝返り、怒りの末殺害し逃亡。

こんな感じで中途半端に終わる各話の結末が4話で判明するのだけど、
70年後という設定でいきなりSFになる。。
この話の主人公は前話で話題のクローンのような人間もどきで、
虐げられた生活をしている。
前3話の人物の子孫の様子が判明するが、全て最悪の結末になっている。
それで、前話の逃亡犯が70年前からタイムスリップしてきて、、
というぶっ飛んだ話になって来る、、
なんだが、映画のAIとかインターステラーとか流星ワゴンのようなネタ
を取ってつけたような話になっている。

ずるいのは、エピローグで4話は逃亡犯が護送中に見た夢だった
みたいな落ちにしている。
それで、最悪だった各話が改善に向かうみたいな無難なまとめになる。

切り捨てるほどつまらなくもないが、
最後展開が娯楽過ぎた。
現実的な暗い話で、結論も不明なままにした方が
味わいがあって良かったのじゃないかと思った。
ただそうすると本があんまり売れないだろうけど。。

この小説もまた映画化される可能性は充分ありそう。
しかし最後の話はハリウッドじゃないと作れそうにないが、
 

3
広島に住んでいながら、世界遺産の厳島神社を
見てなかったので、
一度見てみようと宮島行ってきた。

その日は広島の日本シリーズ進出がかかった試合があって、
行きの電車の中は赤い服着た人達だらけで、座れなかった。
予想はしていたことだけど。

広島からさらに20分ほど電車に乗り、宮島口で下車。
そこから船に乗る。
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船は5分ほどですぐ到着する。
大鳥居も船上から見れる。
結構大きな島でもちろん人も沢山生活している。
宮島高校という学校が、だいぶ前に甲子園に出た記憶もある。
産業の中心はやはり観光だろうか。

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観光通りには、こんなでかい杓文字があった。
紅葉饅頭のお土産屋が多数。
食べ物屋は牡蛎、穴子飯、お好み焼きが中心である。

IMGP1640

鹿もちらほらと歩いている。
奈良に比べると少ない。

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自分が行った時間帯は干潮だったようで、
大鳥居の近くまで歩いて行けた。
水に浸かってるところも見たかったが。

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厳島神社の中を歩くには300円取られる。
外国人が多かった。
水に浸かる時間が長いので、メンテナンスが大変だろうが、
その費用はどこから出てるのだろうと思う。

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五重塔も間近で見た。

DSC_0004

帰る前に穴子飯を食べた。
1800円もする。値段の割にそんなにおいしくもない。(^.^;

会社辞めるまでにもう何カ所か観光地を巡りたい気もする。
先日鳥取で大地震があったが、鳥取県にはまだ足を踏み入れたことがない。。

 

4
近所の映画館で1100円で見れる日があり、表題作を見に行った。
本当はハドソン川の奇跡を見たかったけど、時間が合わなかった。

ジェイソンボーンシリーズも自分の好きな作品である。
3作目のボーンアルティメイタムが最高傑作で、
これを超えることは無いだろう、と思いながら鑑賞した。
主演のマット・デイモンもだいぶ年取って来たし。

見た感想。
ストーリーはやはり過去を超えられず、単純だった感じである。
しかしBGMなどの音楽が秀逸であった。
また、悪役が本当に悪そうで雰囲気が出ていた。
こういうセンスは日本には決して出来ない。
金のかけかたも違うが、、

敵役のCIAの大物をトミー・リー・ジョーンズが演じていたが、
年取って顔が皺くちゃで見苦しかった。
彼の俳優人生も潮時だろう。

主人公のマット・デイモンは、ほとんどターミネーターのように
無敵だった。強すぎて逆にスリルが無いのがご愛敬である。

マット・デイモンを狙う暗殺者が最後のカーチェイスシーンでは
逆に追い掛けられてるように見えたのが、よくわからんかったが
自分が年を取って理解力が無くなったせいかもしれない、、

この映画のなかで命令に従う時の台詞で
Copy that.
というのが多用されていた。
どういう意味なのか解らなかったが、了解を意味する
通信用語みたいらしい。
スパイ物ではよくある台詞らしい。
初めて知った。

今後の映画ではインフェルノが面白そうである。
外れの少ないロン・ハワード監督作だし。
ただ、主演のトム・ハンクスもだんだん老化している。

次に映画館に行けるのはいつの日か、、
 

かなり前のニュースになるけど、
電通の新入社員の東大卒美人が去年のクリスマスに
社員寮の屋上から飛び降り自殺し、過労自殺と認定された
というものがありました。

きっと同じような状況で自殺する中年男は無数にいると思うが、
それは決してニュースにはならない。
人間の命の価値には歴然とした差があることは当たり前のことであるが。

このニュースで疑問なのは電通社員は何故自殺したのか、ということ。
彼女が美人でなかったら死ぬのは無理もない、むしろ死ぬのが唯一の正解
かもしれない。
しかし、彼女は写真を見る限り相当な美人だった。

頭脳明晰で美人だったら、周りから嫉妬され虐められるのは
当然のこと、そんなことには慣れてるだろう。
仕事が嫌なら辞めればいいだけのことなのに。

あれだけの美人だったら、何らかの仕事で独立したって
きっと客は沢山ついて、そこそこ収入は得られるだろう。
働きたくなかったら、それこそ稼ぐ男選び放題で専業主婦に
なればいいし。美人なんだから楽勝だ。
電通の仕事に挫折した位で絶望して死ぬのが解せない。

うつ病になって思い詰めてしまったという可能性は、、
これも疑問。
うつ病なんていう病気は私は認めない。
本当に鬱の極みから自殺する人は、ツイッターにあんなに書けない
気もするし。

本当の理由としてありそうなことを考えると、
彼女は今までありとあらゆることを軽く成功させて来て、
電通の仕事も余裕だと思っていたのに、
予想外の挫折経験で、完璧なはずの自分が許せなくなったのではないか。
だとしたら、この自殺は本人の人格に依るものと言える。
だとしても電通がブラックであることは確かだけど。

もうひとつありそうなのは、実は彼女は突き落とされて殺されたとか。
電通の偉い人とかが殺してしまったが、あの会社のことだがら
警察も買収して自殺ということにしたとか。
過去にも似たような自殺事件があったらしいし。

長々とどうでもいい能書きを書いてしまいました。
自分的には亡くなった女性にあまり同情できないものがある。
そこが私の人格の低さである。
 

3
ここ4週間のうち、3回は週末に自宅に帰ってました。
しかしその休みももう終わり、しばらくは自宅に帰れない。

いい年こいたオッサンが狭いワンルームで暮らす日々が続く、、

東京に帰宅中に、近所の映画館で久しぶりに映画を見ました。
今流行りの「君の名は」などではなく、半年遅れぐらいの作品を
1300円で2本立てで見れる映画館でした。
上映してたうちの1本は表題の作品です。

アカデミー賞候補にもなったちょっと暗い作品です。
久しぶりに大音響を聴くのはなかなか心地好かった。

17歳ぐらいの少女が変態に監禁され、それが7年にも及ぶ。
その間少女は変態に犯され出産する。
その男の子(長髪で女の子みたいに見える)は5歳になるまで、監禁部屋から外に出たことが無い。

その部屋ROOMが現実の全てで、生身の人間は母と自分と犯人だけで
後は全てテレビの世界の中のものだと思っている。

その子が脱出した方法は死んだふりをして絨毯に包まれ、
困った監禁男が死体を捨てにトラックの荷台に乗せて走ってるところに、
飛び降りて脱出するというもの。

警察への証言から監禁場所が割り出され少女も救出される。
(このあたり話がちょっと出来すぎであるが。)

ここまでの展開が前半3分の1ぐらいで、本題はその後になる。
7年ぶりに脱出した23歳ぐらいになった女性は両親と再開する。
両親は離婚しており、母親には新しいパートナーがいる。
自分が監禁されている間に母親は新しい恋愛をしていた。
そのことが女性を苛立たせる。

父親は男の子を見ようとしない。男の子の父親は凶悪犯であり、
そのために男の子を受け入れられない。
それが女性をまた絶望させる。

テレビ局のインタビューで、何故子供を早く逃がさなかったのか
と責められ、自暴自棄になった女性は自殺未遂をする。
こういう展開は結構リアル。

女性は入院したりするが、結局は母親の家で男の子とともに
暮らしていくというエンディングでした。

後半の話はリアルだけど盛り上がりもなく、淡々とした話だった。
アカデミー賞ノミネートだけで終わったのもそのせいかも。
1番光ってたのは長髪の男の子の演技でした。
見たことも無い外の世界に戸惑いながらも順応していく様を
ちゃんと演じていた。

これはフィクションだろうけど、こういうことはアメリカでは
よくありそう、、
今も沢山の親子がこういう小屋に監禁されているのだろうと思う。

可もなく不可もない映画だったが。久しぶりに映画館に行けたので
満足感はありました。
また時々映画館に行きたいと思った。
 
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2
10月になった。
もう秋のはずだが、先日までずっと雨で蒸し暑く、
二日ほど涼しくなったと思ったら、きょうは真夏のようである。

もうだいぶ昔のニュースになってしまったが、こんなことがあった。
近鉄電車車掌のYahooニュース
飛び込み自殺の人身事故があって、電車が大幅に遅れ、
それに怒った乗客が車掌に詰め寄り、最初は謝りながら対処していた若い車掌が
ついにキレて、絶叫しながら制服を脱ぎ捨て線路に飛び降りて走り去ったそうな。
「もうこんな生活嫌だ!」みたいなことを叫びながら。

その現場、大爆笑だったらしい。。
しかしその若い車掌、高架から飛び降りて重症を負う。死にはしなかったらしい。
いかにも関西っぽい陰湿で嫌なニュースである。

こうなった原因はもちろん過剰にキレてわめき立てる乗客である。
きっと50代以上のじじい連中であろうことは容易に想像できる。
こういう奴らは本当に死刑にして欲しい。

こういうクレーマーくそじじいに毎日対処する人生に嫌気がさした若い車掌は、
心神喪失状態になって死のうとしたんだろうなぁと思う。
そういうことを察した人によって上記ニュースの署名活動になっている。

発端となった自殺者(老婆)、キレた乗客のクソじじい、
それを笑って見てる他の乗客、被害者の車掌、、
皆病んでいる。典型的な日本社会だなと思う。

私ももうすぐ50代、行動には出さないものの心の中ではしょっちゅうイライラして
キレまくって罵りまくっている。
いつか理性を失って、行動に出てしまったりしたらこのクソじじいと同じである。
そうなる前には老衰で死にたいものです。

老人はただでさえ、何の役にも立たず税金ばっかり浪費する迷惑な存在である。
若者とは関わらないように気を付けながらひっそりと生きるべきである。

この事件の発端の老女が、そういう理由で自殺したとしたら、もう袋小路だけど(笑)。

被害者の若い車掌さん、回復後はもうこんな仕事は辞めて、老人と関わらないで
済む仕事に就いて幸せに暮らしてほしいものである。
 
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